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Packers - Ravens Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年12月21日
- マイク・シャーマンHC。「これはシーズン14試合目だ。これまで13試合は、勝とうと負けようと、非常に強い決意を持って我々は戦ってきた。ハードに、勝利を目指してプレーしてきた。しかし今夜はそれには当てはまらない。プレーの、そしてコーチングの内容についても、我々全員が恥ずかしく思っている」
- 「大きくリードされ、ウチは諦めてしまった。ディフェンスは本当にひどかった。フィルムを見るのさえ嫌だね」とCBアマド・キャロル。DEバジャ=ビアミラは、「これまでにない数のミスタックルを犯してしまった。今季の僕たちはこれまで、ベスト・タックリング・チームだと思っていたのに」
- 試合最初のオフェンスが3&アウトに終った直後、レイヴンズに49ydsのパントリターンを許したのが48失点のきっかけ。CBホーキンズとSアンダーウッドが次々とミスタックルし、GB陣18ヤードまで走られて相手オフェンスを楽にしてしまった。
- 相手QBにほとんどプレッシャーをかけられなかったパッカーズが唯一プレッシャーをかけられたのが、第2QのBAL陣8ヤードでの3rdダウン6。CBハリスのブリッツでQBボラーは投げ捨てざるをえなかったが、Sローマンのホールディングで1stダウンに。そこから92ydsをドライブして3つ目のタッチダウンとなった。
- 1stダウンと2ndダウンではCBアル・ハリスはWRデリック・メイソンをカバーしたが、メイソンには34ydsを含むパスキャッチ5回97ydsを許した上、15ydsフェイスマスクも犯してしまった。
- ブリッツを入れるたびにTEトッド・ヒープにパスを通されたが、SコリンズもSローマンも全くカバーできず、結局パスキャッチ9回110yds、2TDを許した。それでもSコリンズは今日のチーム最多、今季自己最多の11タックルを決めている。
- 初出場のセインツ戦では1回しかパスを投げなかったため、QBアーロン・ロジャースにとっては今回が実質的な公式戦デビュー。ファーヴを下げる判断について、「試合が手の届かないところにいってしまったので、若いQBを見る機会だと思った」とシャーマンHC。1INT・2ファンブルロストについてQBロジャースは、「初めて長い時間プレーする機会だったが、望むようなものでなかったのは確かだ。しかし僕は必ず良くなっていく。それは約束する。この球団にとっても僕自身にとっても、明るい未来があることは約束するよ」
- QBブレット・ファーヴは試合後の記者会見に出席しなかった。今季2回目と思われる。
- 第1Qの終わりに負傷退場したRBサムコン・ガドーはヒザの内側側副靭帯(MCL)の捻挫で、程度は不明だが、おそらく今季残り2試合はもう出場できない。
- RBサムコン・ガドーの母校リバティ大の学長で創立者(1971年)でもあるジェリー・ファルウェルがスタジアムを訪れ、ガドーを熱烈に応援した。「(大学のある)ヴァージニア州リンチバーグの全てのテレビがマンデーナイトフットボールを映していたと保証するよ。我々はディビジョンI-AAの小さな大学だが、それだけに出身選手がNFLに行ったときは、今回のサムやかつてのTEエリック・グリーンのように、とても注目して見ている」 「98000人の卒業生の中で、大学を代表するのにサムコン・ガドーほどふさわしい人物は他にいない。非常に献身的なクリスチャンで、医師になることを生涯の目標にしている。サムはいつも、NFLのキャリアは医学校に進む前の回り道だと言っている。その回り道が10年がかりだといいね。NFLの給料は学費の役に立つことだろう」と熱っぽく語っている。
- CBホーキンズは、これまでにも痛めていたヒザをひねってしまい、前半途中で退場。LBレノンは第2Q途中で左手を痛めて退場したが、X線検査の結果、骨には異常はないとのこと。LGウェルズは第4Qにひざ頭を痛めたが、深刻なものではなさそう。その他、DEバジャ=ビアミラが試合終盤にヒップを痛め、WRファーガソンはヒザを痛めて退場している。
- 元レッドスキンズで、先日パンサーズから解雇されたWRロッド・ガードナーを獲得した。ガードナーは2001年の1巡15位でレッドスキンズに入団したものの期待はずれで、今春には6巡指名権とのトレードでパンサーズに移籍。しかし3番手WRにさえなれず、先週金曜日に解雇されてしまった。パッカーズとしては来季に向けてのテスト的な意味合いと思われるが、今週すぐに出場させるかは微妙なところ。