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Packers - Lions Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年12月13日
- 盛り上がったホームフィールドの雰囲気について、シャーマンHC。「これがプレーオフだったらよかったのだが、ウチにとってはこれがプレーオフゲームだ。我々にできるのはこれだけ。今日がプレーオフの1stラウンドだった。だから重要だった」
- 自陣ゴール前でランを4回止めて無失点で切り抜けたディフェンスについて、「あのゴールラインでの頑張りがこの試合のターニングポイントだった」とシャーマンHC。
- QBブレット・ファーヴ。「今年ずっとチームを見てきた人たちは、ウチが3勝しかしていなくても、僕らが全てをつぎ込んで戦ってきたことを証言してくれるものと思う。そのことにはすごく満足している。今日はこれまで経験したどれにも負けないぐらい大きな勝利に思える」
- QBブレット・ファーヴ。「ガドーは素晴らしいゲームをした。先週もすごいと思ったよ。サム・ガドーのようにチャンスを貰っても、それを活かせるヤツとそうでないヤツがいる。彼は最大限に活かしていると思う」
- 「ランニングゲームへの信頼が増している。ずっと言ってきたように、一発か二発大きいのが出れば、ランに頼っていくのがずっと容易になるものだ。ウチのオフェンスが進むのはそのせいだ」とトム・ロスリーOC。RBガドーのロングTDランについては、ブロックを信じてコースを保ったのがよかったと語り、「彼は早くカットしすぎることがある。あれはとてもいいブロックができたプレーで、ガドーがコースを保ったから穴を抜けることができたんだ」
- ガドーが自陣エンドゾーンでボールを前方にこぼし、FBリーチが1yds地点で押さえたプレーは、普通にファンブルと判定されていればセーフティとなったはず。しかし審判が「わざと前に放った」と決め付けてくれたおかげでパス不成功となった。最初はインテンショナルグラウンディングでセーフティがコールされたが、レビューの結果、ポケットの外に出ていたため、ただのパス失敗に。けっきょく3rdダウン8でTEマーティンに16ydsパスが通って、大ピンチを逃れた。
- 上記のプレーはガドーの賢いプレーだったのかと聞かれたシャーマンHCは、「もし彼がボックス(ポケット)の外だと知ってやったのなら、頭のいいプレーだった」と微妙な評価。FBリーチは、「ガドーは自分のやろうとしてることがわかっていたかもしれない。彼はまだエンドゾーンの中で、僕を見て、ボールをエンドゾーンから出そうとした。だからセーフティじゃないんだろう」と説明している。RBフィッシャーは、「わざとやったとしたら確かにリスキーだ。彼がルールを知っててやったのかは分からないね。でも結果としてこちらの有利に転んだのだから、僕は賛成するよ」
- OTバリーをエクストラTEとして投入する"U-71"フォーメーションは今年は不振で使用回数も減っていたが、今回は大成功。右サイドへのスウィープで、ブロッカーたちがほぼ完璧な仕事をしてRBガドーの64ydsTDランに結びつけた。今季最長のランプレーなのは言うまでもない。
- ライオンズのWRロイ・ウィリアムズが一瞬ジャッグルしながらキャッチしたタッチダウンは、CBアル・ハリスが今季初めて許したTDパスとのこと。
- 第1QのQBファーヴのファンブルロストは、ブラインドサイドからのブリッツァーにRBガドーが押し込まれてファーヴの背にぶつかったものだが、実際は当たる前にファーヴが手を滑らせてファンブルしている。先週の手のケガや寒さが関係あるのかどうか。
- 昨年は4回もあったが、Kロングウェルの決勝FGは今季初めてのこと。「向かい風だったけど、十分距離が近かったからね。たとえ28ydsのチップショットに見えても、12月のこのフィールドでは、けっして容易なことじゃないよ」とロングウェル。相手の73ydsキックオフリターン、PRチャットマンの判断ミス、Pサンダーの不振、FGブロックというスペシャルチームの大不振を、なんとかサヨナラFG成功で救った形となった。「プレッシャーのかかるシチュエーションは大好きだ。決して飽きることはないよ。アップライトの間をボールが通るのはいつ見てもいいものだ」
- 気温-10℃の中で熱烈な声援を送った70,019人のパッカーズファン。特に第1Q、WRロイ・ウィリアムズのサイドライン際のTDパスキャッチ(少しジャッグル)がレビューで覆らなかった時のブーイングはすごかった。「あれほどすごいのは長いこと聞いてないな。寒さのせいなのか、アルコールのせいなのか、その両方なのかわからないけど、とにかくすごく楽しかったよ」とQBファーヴ。
- ヒザを痛めて退場したLBブレイディ・ポピンガのケガは、前十字副靭帯(ACL)断裂の疑いが濃厚。月曜日に詳しい検査を行う。もしACL断裂だとすれば、来季の出場さえ難しくなってしまう。
- CBキャロルは第2Qにヒップを痛めて一時退場したが、後半最初から復帰。
- RBサムコン・ガドーがルーキーRBとしてラッシングで6TDを挙げたのは、パッカーズの球団史上単独1位。