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Notebook: TEフランクスは大丈夫
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月30日
- 首を痛めてフィラデルフィアの病院で一夜を過ごしたTEババ・フランクスが、月曜の夕方にグリーンベイに帰ってきた。検査結果は非常に良好で、次のベアーズ戦に出場できる可能性さえあるとシャーマンHCはコメントしている。「日曜の夜に、検査中のババと話したのだが、元気な様子だった。背中の痛みが多少あるとのことだったが、フィールドで倒れていた時ほどのことはないそうだ。復帰時期はドクターたちの診断による。(次に集合する)水曜日に彼の様子を見るよ。ドクターが『まだ欠場と決めるな』と私に言ったのだ。しかしとにかく回復の具合しだいだね」
- インターセプトに終ったブレット・ファーヴの最後のロングパスについて、シャーマンHCもロスリーOCも、もっとマシな選択肢があったと認めている。「最高の選択肢は、サイドライン際のドライバーに投げるか、投げ捨てるかだっただろう」とシャーマンHC。
- 3試合で4回ファンブルのRBサムコン・ガドーなど、若手選手のファンブル問題に頭を痛める首脳陣は、今週の練習ではボールをシルクの布で包んでプレーさせることにしたらしい。「ボールをシルクで包むことで滑りやすくして、ボールをしっかり抱えることに集中させる」とロスリーOC。もともと普段の練習でも、ディフェンスのスカウトチームにはオフェンスからボールを奪うことを重視させている、とのこと。
- 痛いファンブルロストを犯した2人に代わるキックオフリターナー候補について、「我々はそのことも検討するつもりだ。明らかに大きな敗因となったわけだからね。1試合に2回なんて、過去にあったか思い出せないほどだ。受け入れることはできない。他の選択肢も検討しなければならない」とシャーマンHC。
- キックオフリターナーを替えるといっても、選択肢は非常に限られている。WRファーガソンのヒザの回復具合は(シャーマンHCによると)まだ85から90%、RBフィッシャーも肋骨を痛めながらプレーしている。RBガドーにもその能力はあるが、エースRBとなった今はそこまでさせられない。「ロースター変更をしない限りは、あまり選択肢は多くない」とボナメイゴSTコーチ。
- 次戦もガード陣にグレイ・ルーガマーも含めてローテーションさせるかどうか、月曜日時点でシャーマンHCは明言を避けた。「今後も彼を含めることを考えてはいるが、まだ十分にフィルム分析を済ませたとは言えない。もう一度フィルムをチェックしてみたい」
- 肩を痛めたSジェレミー・ソーンバーグについて、「しばらくの間は出場させられないだろう。まだ検査を続けているところだが」とシャーマンHC。インジャリー・リザーブ入りの可能性については言及せず。
- 欠場が続いているLBロバート・トーマス(太もも)とDT/DEコーリー・ウィリアムズ(ふくらはぎ)は、スタッフの前でランニングしてみて復帰の可能性を検討する予定。
- 先日のイーグルス戦、今季パッカーズとしては二度目となるファンの乱入事件があった。1人の男がビニール袋から灰を撒きながらフィールドに走りこみ、30yds地点を越えたところでヒザをついて、十字を切ってから、腕を広げてうつぶせになった。すぐに警備員2人が追いついたが、男は何の抵抗もせず連行されていった。彼は地元ペンシルヴァニア出身で、今はアリゾナ州テンピでバーを経営、この事件では不法侵入の罪ですでに告訴されている。釈放後に本人が語ったところによると、熱心なイーグルスファンだった母親が今年1月、スーパーボウル直前に亡くなり、彼が撒いたのは母の遺灰の一部とのこと。「わずかに残った遺灰をフィールドに撒いた。そして決して取り除くことはできない。母はリンカーン・フィナンシャル・フィールドとイーグルスの一部になった」