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Notebook: Sアール・リトルを解雇
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月24日
- 今後、RBガドーとRBフィッシャーのどちらを先発させるかについて、「今日決定を下す必要はない。週末まで待って、ガドーの練習の様子を見てからにする」とシャーマンHCは説明している。「彼はミニキャンプもプレシーズンも全く参加してはおらず、(ファンブル癖について)私が十分知っているとは言えない。ボールへの非常にいいヒットを喰らったことはわかる。しかし言い訳は許されない。しっかりフットボールを離さないようにしなければ」
- ハムストリングのケガで10月末にインジャリー・リザーブ入りしていた、ベテランのSアール・リトルを解雇。ずっとパッカーズの施設でリハビリをしていたリトルだが、ケガした状態での解雇は許されないルールからすると、もう十分に回復したということだろう。ウェイバー扱いのため、まる1日経って獲得希望チームが現れなければ完全なフリーエージェントとなり、パッカーズとの再契約も可能らしい。一般には「もう治ったし、他のチームででもプレーしたいから」と解雇を願い出るパターンが多い。
- WRファーガソンが復帰したため、WRチャド・ルーカス(ヴァイキングス戦にも出場せず)を解雇。再びプラクティス・スクワッドに入れるかもしれない。
- Sニック・コリンズはヴァイキングス戦で足首を捻挫したが、次の試合の出場は問題ない程度、とのこと。
- 「サラリーキャップ・フットボールで恐ろしいのは、能力の高い選手をケガで失った場合に補うすべがないことだ。それは(今回のパッカーズを)見ればわかるだろう。NFLヨーロッパ級の選手たちがプレーしているんだ。うまく行きようがない」とロン・ウルフ元GMは語っている。「ここはビッグ・リーグだ。ビッグ・リーグの選手をプレーさせなければならない。彼らにはランニングバックがいないのだ。ガドーは不調だっただけかもしれない。しかしその他(フィッシャーやリー)はNFLヨーロッパ級の選手だ」
- 同じくロン・ウルフ元GMは、戦力不足によって戦術が制限されるコーチ陣の苦しみについて、「彼らにとってどれほど苛立たしいことかわかるかい? あれほどの時間をかけて作り上げてきたものが、(ケガによって)全て帳消しになり、ミスを防ぎつつ競争力を保つ、ということをしなきゃならない。勝てるわけがないよ」
- さらにロン・ウルフ元GMは、シャーマンHCを解雇するかどうか評価する基準について、愛弟子のテッド・トンプソン現GMに警告を発している。「(結果は負けているとはいえ)パッカーズがずっとコンペティティブであり続けていることを考慮に入れなければいけない。8敗のうち5試合が3点以下で決まっていて、15点以上が一度もないということは、シャーマンHCが仕事をしている表れでもあるのだ。もし私が評価する立場ならば、試合においてコンペティティブであったか(勝負になっていたか)どうかをまず見る。それに誰が出場していたか、どのようなアジャストメントをしたか。彼らがどのように試練や苦難をくぐってきたかは、彼(トンプソンGM)にしか分からない。他のチームがキングやクイーンやジャックで戦っているのにこちらは10以下のカードばかり、というのではとても厳しいに決まっている」
- ベンガルズ戦でフィールドに乱入してファーヴからボールを奪って走ったファンの裁判で判決が下った。検察側は懲役を求めていたが、有罪を認めた被告に対して、15ヶ月の保護観察と230時間の公共奉仕、罰金$200ドルが科されることになった。さらに保護観察期間中はベンガルズとレッズのスタジアムに入場することも禁止。付け加えて判事は被告に対し、「普通こういった馬鹿げた行為は18歳か19歳のすることです。あなたは31歳だ」