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Packers - Vikings Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月23日
- 先週の100ydsから急落したランブロッキングの不振についてRTマーク・タウシャー。「ラインの誰にとっても今夜は出来が悪かった。オフェンスが機能するためにはランが進むことが必要だと僕らは毎週言っているが、それができなかった。密接に関係していることだからね。ランでボールが進められていれば、全てがうまく回っていくものだ。今夜のウチは完全にパッシング・チームになってしまっていて、そうなると相手もスタントを増やすなどパス守備に集中できるようになる。今夜のオフェンスがよくなかったのは、そのように見ていいと思う」
- パッカーズOLがヴァイキングスDL相手に苦戦したことについてシャーマンHCは、「向こうのインサイドの選手がウチのインサイドを相手にいい仕事をした。ウチのガードたちが手こずることが何度もあった。相手を褒める他ない」と語っている。特にRGウィティカーがDTパット・ウィリアムズに圧倒されたようだ。
- 先週のファルコンズ戦はTEやRBなどへのショートパスを多用することによって的をしぼらせなかったが、今回はそれをせず、WRドライバーへ長めのパスを狙うばかり。WRファーガソンの復帰でスプレッド隊形が組めるようになった点はあるにしても、ゲームプランに疑問を投げかける声も多い。
- 今季はこれまで、いくら負けても試合後の記者会見には応じてきたファーヴだが、この日は記者会見に出席しなかった。
- 終了直前の、決勝FGにつながった35ydsパスの責任は代役ニッケルバックのジェイソン・ホートン。選手やコーチによると、その時のプレーコールはマンツーマンだったのに、ホートンだけがゾーンのように守ってしまった。本人によると、その直前が2回続けてカバー2のゾーンであり、そして当該プレーではSコリンズの指示がよく聞こえなかったため、前と同じカバレッジだと思ってしまったのがミスコミュニケーションの真相とのこと。ホートンはこれ以外にも同点TDランに結びつく痛いパスインターフェアを犯している。
- 前半だけ見れば、今季最高のパフォーマンス(失点ゼロ)だったディフェンス陣。フロント4だけで十分プレッシャーをかけることができ、特にDEキャンプマンはRTローゼンタールを圧倒していた。前半にQBブラッド・ジョンソンが通したパスの最長は11yds。
- ヴァイキングスのランプレーについて、LBナイル・ディッグス。「むこうはあまり違ったプレーはしてこなかった。同じプレーを何度も使ってきたし、2回連続で同じ、ということもあった。理由はともかく、ウチはボールに手が届かなかった。RBムーアは大事なところでいいプレーをして、ヤードを稼ぎ出した」
- キャリア初の1試合2サックを決めたDEアーロン・キャンプマン。「個人のパフォーマンスがいくら良くたって、また負けたんじゃいい気持ちにはなれないよ。何とか立て直す道を見つけなきゃいけない」 「諦めると決めてしまったら、それは選手にとってもチームにとってもまずい兆候だし、僕たちは決してそのようなことはしない。これから(中5日の)ショートウィークが待っていて、同じように苦難を経験しているフィリーが対戦相手だ。彼らとやる準備をしなきゃならない」
- 後半最初のファンブルでベンチに下げられてしまったRBサムコン・ガドー。「ヘッドコーチからは何も言われなかったけど、言う必要などないよ。完璧に理解してる。僕がコーチでも同じことをしただろう」
- ガドーを下げた判断についてシャーマンHCは、「いくつものことが重なってそうなった。ファンブルがマイナスに働いたのは確かだが、私はもう一度彼を戻すつもりでいた。しかしRBが誰であれ、ウチはランで進むことができていなかった。試合の流れが変わってしまい、パスプロテクションやルート・ランニングといった点でRBフィッシャーがいい、という状況になってしまっていた」
- ようやく復帰のWRロバート・ファーガソンは、試合前のウォームアップでコーチ陣の前で走ってみて、出場が決まった。「ただ復帰できて仲間と一緒に楽しめただけでも素晴らしかった。試合に勝てればもっとずっとよかったけど」と本人。特に後半には出番が少なかったことについて、「そういうゲームプランだった。(病み上がりで)あまり走っていなかったからね」
- WRジャヴォン・ウォーカーは10月上旬にヒザの手術を受けて以来、初めてサイドラインに来てチームを応援した。「ランボーに戻るのはいい気持ちだ。仲間の選手たちのプレーを見られるのもエキサイティングだしね。僕の方は大丈夫。手術はうまく行って、全て順調だよ。軽いジョギングも始めている」とウォーカー。彼に代わってエースとして奮闘するWRドライバーについて、「彼は(1200ydsを記録した)去年と同じように、ものすごいシーズンを過ごしている。毎プレー、毎週、必ず頼りにできる。彼はできることを全てやっているよ。あのパフォーマンスがそれを示している。ただ、1人でできることには限界がある」