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Notebook: ガード陣は悲喜こもごも
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月12日
- 先発左ガードに昇格するスコット・ウェルズ。「最初はすごく驚いたけど、同時にとても嬉しかった。出場できるのが楽しみだし、チームに貢献できればと思っている。プレッシャーは感じていない。素晴らしいチャンスだ。そう見ようと努めている」
- 先発降格となったOGエイドリアン・クレム。「確かにがっかりしたよ。でもウチは1勝しかしていないんだ。コーチたちは、流れを変えるために何かを変更したい、ということだった。そして、僕がその『変更』になったんだ」
- ウェルズの左ガードへの異動に伴い、控えセンターはグレイ・ルーガマーが務めることになった。Cフラナガン(ヘルニア)が万全でないため、途中出場の可能性は常にある。ルーガマーは昨年も11試合に代役センターとして先発しており、経験面での心配はなさそう。
- 「オフェンスに爆発的なランが必要だ。今年はそれが十分でない」とシャーマンHC。今年は20yds以上のランがわずか2回しかなく、うち1回はQBファーヴの20ydsスクランブル。シーズン最長が24yds(RBダヴェンポート)というのはNFL最下位タイだ。たとえば今週対戦するファルコンズは20yds以上が15回(NFL1位)もあり、最長は65yds(NFL7位)。
- 木曜日の練習でRBウォルト・ウィリアムズがハムストリングを痛めて退場。ケガの程度は不明だが、もしプレーできないとなると使えるRBは2人だけになってしまう。
- パッカーズのリターナーによるタッチダウンは、キックオフもパントも、アレン・ロッサム(現ATL)が挙げたのが最後となっている。彼は2000年のコルツ戦で92ydsキックオフリターンTD、2001年のバッカニアーズ戦で55ydsパントリターンTDを挙げている。
- 今季パッカーズのキックオフリターンは、平均19.4ydsでNFL31位という不振。RBダヴェンポートとWRファーガソンが横に並ぶのが昨年からの基本隊形だったが、負傷者が増えてからは、RBラシャード・リーが1人でディープにセットし、前にブロッカーを2人置く隊形になっている。リー本人はこちらを気に入っているようで、「ブロッカーが多いのがいいね。キックをよく見て、ボールのシームを見るだけでいい」と語っている。昨年ラシャード・リーはカウボーイズでNFL12位の平均23.5ydsを記録している。
- パントリターンも同じく不振だったが、先週のWRアントニオ・チャットマンの36ydsリターンでかなり数字が回復した。チャットマンは、「なんとか勢いをつけようと、ボノ(ボナメイゴSTコーチ)とたくさん話し合っている。いろいろ違ったこともやり始めているんだ。先週は初めてフェイクリバースを試して、そこでビッグリターンが出た。ウチは1勝7敗なんだ。思い切ったこともしなきゃ」