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Packers - Steelers Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年11月 8日
- QBブレット・ファーヴ。「誰がいないからこういったシーズンも仕方がない、といったことは受け入れたくない。このチームのリーダーとして、受け入れるわけにはいかない。確かに(ケガ人が多いことで)ずっと難しくはなるだろう。でも、できないことじゃない。ジャヴォンやファーギー、アーマンやナジェがいてくれたら、それはすごくいいと思うよ。よりよいチームになるだろうとは思う。でも、彼らがいないからオフェンスがガタガタになっても仕方がない、という言い訳はできないし、自分に許したくない」 「年を重ねて、たくさんの成功や問題を経験してくると、こういう時には役に立つね。これが世界の終わりじゃないと知っているから。時にはそのように思えてしまうものだけど」 「ディフェンスは素晴らしく頑張ったと思う。僕らオフェンスが助けてやらなくちゃならなかった」
- サックされファンブルリカバーTDを許したプレーについて、QBブレット・ファーヴ。「でっかいターニングポイントになってしまい、あれを乗り越えるのは大変だった。向こうはターンオーバーをあまりしてくれないチームで、1つしてくれたのに。あそこは点を取って終らなきゃいけなかった」と語っている。ファーヴはブリッツを察知してホットレシーバーのTEドナルド・リーに投げるべきだったが、ボールを持ちすぎてしまった。「そう、ドナルド・リーにクイックパスを投げるべきだった。責任は僕にある。ホット・リードに投げて、ダメならフィールドゴールでいい。あそこでは欲を出しすぎたと思う。時間を稼げれば、ウォルター・ウィリアムズに通せていたかもしれない。今年はこんな出来事ばかりだ。先週練習を重ねてきたプレーなのに、全員の呼吸が合っていなかった」
- 上記のプレーについて、ブリッツの多い相手に5レシーバーのエンプティバックフィールドというプレーコール自体に批判がある。「私のせいと言ってくれていい。私のコールだ」とシャーマンHC。
- 完璧なパスを弾いて痛恨のインターセプトを喫したWRドライバー。「もうほんの少し早く振り向いていたら。こういうのは常に僕のミスだ。顔に当ててボールを落とした方がまだマシだった。あれを捕れていたら、ウチは勝っていたよ。ジャンボトロンで見たら、前はガラ空きだったんだ」と悔しがっている。
- 第2Q、ロングパスからパスインターフェアを引き出したプレーで、WRドライバーは頭から落下して首を痛めた。2003年開幕戦での負傷と同じような落ち方だ。彼がわずか数プレー休んだだけで復帰したのは、ケガ人だらけのチーム状況を考えたから。「首は痛いよ。すごく痛んでる。でもあのとき選択の余地はなかった。フィールドを離れるわけにはいかなかったんだ。レシーバーがチャットマンだけになってしまうからね。僕は立ち上がって、首が少し動くことを確かめた。少し痛むけど大丈夫だ、とドクターに言った」
- RBサムコン・ガドーが試合途中でエースRBに昇格した時、シャーマンHCからの指示はただ1つ、「どんな状況であれ、決してファンブルするな」ということだった。初TDの記念にもらったボールは、彼が初めてもらったボールとのこと。「タッチダウンには感謝してる。もともと僕がいる場所ではなくて、たくさんのケガのせいでこうなったわけだからね。自分でも驚いてるよ。ブレット・ファーヴのロッカーが隣の隣なんだ」 「よくやったと自分を褒めてやりたい誘惑にもかられるけど、1勝7敗では、そんなことできない。勝てた試合なんだから。僕のパフォーマンスをコーチがどう思ったかはわからない。自分の役割はバックアップで、ランニングゲームを補うものだ。キャリー数を増やすに値するとコーチが判断してくれたら、それは素晴らしいことだ。そうでなくても、全然構わないよ」
- 惜敗続きについて、LBニック・バーネット。「毎週メチャメチャにやられて惨敗していたら、楽観的にはなれないだろう。でもウチはなんとか喰らいついているんだ。あと1プレー、あと1インチ。その1プレー、1インチを取れずにいることに、イライラがたまるね」
- パッカーズオフェンスは、3点差を追う第3Q残り5分47秒からの最後の5ドライブで、19プレーのうち15プレーがパスプレー。試合半ばはRBガドーのラン主体(最終的に26回65yds)で攻めていたのに、ランを放棄するのが早すぎる、と批判の声もある。
- 10点差を追う第4Q残り3分46秒、敵陣30ヤードでパッカーズはフィールドゴールを選択せず、4thダウンギャンブルを失敗して事実上敗戦が決まってしまった。Kロングウェルによると、風が強くて45yds以上は無理だった、とのこと。シャーマンHCは、「もし彼の方を見て
『行ける』 とゴーサインが出たら、蹴らせていただろう」と語っている。
- 第2QのFG失敗についてKロングウェルは、「スナップは完璧、ホールドも完璧だった。風がひどくて、右に押し出されてしまった」と説明している。
- DTジェンキンズは、なんと今季3回目のキックブロック。上へのジャンプ力よりも前に割って入ってブロックに成功したとのこと。「1つの理由はキックが低かったことだろうけど、ウチがラインを押し込めたこともある。僕は体をひねってできるだけ肩を前に出して手を近づけようとした。両手を前に出そうとするのが普通だけど、今回の場合は左手だけだった」
- DTコーリー・ウィリアムズはふくらはぎを痛め、数週間の欠場になるかもしれない。ふくらはぎを痛めた時の典型的なパターンで、後ろから蹴られたと思ったが後ろには誰もいなかった、という感じだったらしい。
- 欠場したRBフィッシャーは、肋骨の中でも一番上の、鎖骨の直下の肋骨骨折と判明した。痛みそのものは耐えられるレベルだったが、肺を傷つける恐れがある、とドクターから説得されて欠場に合意した。「そのあたりは主要な動脈や大事な器官があって、(無理してプレーした場合に)引き起こす問題の大きさを考えると、冒したくないリスクだ」とフィッシャー。本人は来週は出場したいとしているが、シャーマンHCは何週間か欠場になるかもしれない、と語っている。
- 欠場が続くWRファーガソン。本人は明言を避けたが、内側側副靭帯(MCL)だけでなく、その他の(半月板か)損傷もあったことを匂わせている。「今はまだプレーできる状態にない。ジョギングはできているけど、本当に走ることがまだできないんだ」と本人。復帰はまだ先になりそうだ。