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Notebook: CBキャロルの反則が減った
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年10月21日
- CBアマド・キャロルはルーキーシーズンに11回の反則を犯し、今季開幕戦でも4回反則を取られて敗因の1つとなった。しかしその後の4試合では1回だけで、安定したプレーぶりを見せている。反則さえなければ、プレー内容はかなり進歩したと言われているだけに、この違いは大きい。「アマドはすごくいい仕事をしてるよ。ペナルティにはものすごく注意してる。練習でもそれに取り組んでいるし、それが試合に表れているだろう」と同僚のCBアル・ハリス。シャーマンHCは進歩を認めながらももう少し慎重で、「かなりのところまで来た。まだ結論には飛びつきたくないが。毎週毎週の試合で、これを続けなければならない」と語っている。
- 月曜はパッドなしの練習だったが、水曜日はフルパッド。RBアーマン・グリーンは練習にフル参加し、動きは全く問題ないとのこと。
- TEババ・フランクスも練習に参加。ロスリーOCは、「彼はまだ万全ではないが、今日は全てのメニューをこなした。走り回って全ての練習に参加したが、まだ違和感は残っているようだ。今は多少の痛みをこらえてプレーしなければならない」
- 今季NFL28位と不振のランオフェンスは、計208回のアテンプトで10yds以上のゲインがわずか7回。セインツ戦でRBダヴェンポートが24ydsランを出すまでは、QBファーヴの22ydsスクランブルが最長だった。
- 開幕4連敗の時点でシャーマンHCはランオフェンスのバリエーションを減らし、プレーブックをシンプルにしたのが、セインツ戦で功を奏した。ライン中央の3人が経験の少ない選手たちであるための措置だ。
- スポーツ・ヘルニアの手術を受けたばかりのCマイク・フラナガンは、まだ練習に復帰できていない。「出否は50-50だ。手術以来、非常に大きな前進をした。だから彼を"Questionable"とリストするつもりだ。しかし1試合を通してプレーできるのでなければ、スコット・ウェルズで行くだろう」とシャーマンHC。50-50というのは公式見解で、今週もフラナガンは欠場と見られている。
- バイウィークは選手にとっては体を休めリラックスする時間だが、コーチ陣にとっては、それまでのシーズンを総括し、チーム全体を見つめ直すよい機会となる。 「この機会に、チームの現状についてのセルフ・スタディができる。バイウィーク明けに何をしなければならないか。休みの多くの時間を使って、コーチは自分たちを調査研究するのだ。これが何よりも大事なことだ」とジム・ベイツDC。
- メトロドームの騒音に備え、パッカーズは室内練習場で人工的クラウドノイズを大音量で流しながらの練習。サイレントカウントの練習も行った。このような対策はホルムグレン時代から行っているが、メトロドームでの通算成績はホルムグレンHC時代は1勝6敗、シャーマンHCは3勝2敗と勝ち越している。QBファーヴも過去2戦(2勝)のQBレーティングが105.4と109.2。ただし、相手QBカルペッパーも過去10回のパッカーズ戦で平均101.4のレーティングを記録している。
- 元パッカーズの巨漢ノーズタックル、ギルバート・ブラウンがチーフスを訪問してワークアウトを行った。今季はNFLでプレーしたい希望を持っていたブラウンだが、パッカーズからは声がかからず、NTライアン・シムズが欠場中のチーフスからチャンスをもらったようだ。
- 水曜の夜、ランボーフィールドにほど近いレシュ・センターでNBAミルウォーキー・バックスがプレシーズンゲームを行い、パッカーズからはRBアーマン・グリーン、RBトニー・フィッシャー、DTグレイディ・ジャクソンらが観戦に訪れた。試合は104-94でバックスがピストンズに勝利。