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Notebook: DTハントの訴えが認められる
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年10月16日
- グリーンベイを離れて休暇を過ごす選手が多い中、10日前に加入したばかりのRBラシャード・リーは、グリーンベイに居残ってオフェンスの勉強をしている。前回はRBダヴェンポートの負傷後に7回7ydsを走った。「来週までには準備ができるといいんだけど」と本人。
- 昨年1試合に出場したRBウォルト・ウィリアムズは最終ロースターカットまではパッカーズにおり4番手だったが、チーム側は再契約を考えてはいないようだ。トンプソンGMが(昨年のシャーマンGMと比べ)あまり買っていないからなのか、キャンプで負った足首のケガを懸念しているのか。
- セインツ戦でホールディングの反則を取られたRTマーク・タウシャーだが、驚くべきことにこれが彼にとってキャリア初のホールディングとのこと。プロでの6年間だけでなく、大学でも一度もなく、高校でも記憶にないと彼は言う。実際今回のプレーでも、彼よりも隣のRGウィティカーがホールディングしたようにも見え、審判は2人を取り違えた可能性もある。しかしタウシャーは、「罰金を喰らいたくないから」と判定への批判は差し控えている。
- ケガに苦しんでいるCマイク・フラナガンは、今季はプレー内容の評価が低いため、「スコット・ウェルズが先発のままの方がよい」 「来春FAになっても再契約は不要」との声が地元メディアに強くなってきている。しかし本人はケガが治りしだいスターターに復帰すると自信を示し、シャーマンHCも同様のコメントをしている。「彼(ウェルズ)が僕よりいいプレーをすることはない。彼もいいプレーをしているが、僕は今でも非常にいい選手だ。今季はいくつか悪いプレーがあっただけで、なぜこれほど皆が騒ぐのか、僕はいまだによくわからないよ」とフラナガンは苛立ちを隠せない。
- キャンプの大半を休んだDTグレイディ・ジャクソンは、シーズンが進むにつれて調子を上げ、セインツ戦では2回のロスタックルなどラインの中央で大きな威力を発揮した。ヒザの状態もまずまずで、体重も少しずつ(あれでも)絞れてきた。「練習復帰から5週間、これでトレーニングキャンプが終ったという感じだね、僕には。試合ごとに一歩ずつ前に進んでいると思う。このディフェンスについてもだんだん感触がつかめてきた」と本人。
- 開幕前に解雇されたDTクリディアス・ハントは、「肩をケガしていたのに解雇された」とNFL側に訴え、それが認められた。今年予定されていた$1.25ミリオンのベースサラリーを支払うようパッカーズは命じられ、その分サラリーキャップの空きも削られることになる。$4ミリオンほどキャップに空きがあったので吸収はできるとしても、来春FAになる選手と早めの契約延長をするのには影響が出てしまうかもしれない。