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Notebook: 1週間のニュースまとめ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年10月13日
ニュース休止の間のさまざま人事の流れをまとめてリポート。
- パンサーズ戦で頭部と首を痛めたWRテレンス・マーフィは、先週木曜日にインジャリーリザーブに入り、不本意な形でルーキーシーズンを終えることになった。
- 上記WRマーフィの穴を埋めるため、プラクティス・スクワッドからWRジャマール・ジョーンズが昇格。ノースカロライナA&T出身の彼は今春NFLヨーロッパのフランクフルトに派遣され、パスキャッチ31回388ydsの記録を残している。先日のセインツ戦では、最初のキックオフを捕り損ねてタッチバック。その後はキックオフリターン1回25yds。
- RBグリーンがセインツ戦を欠場のため、RBラシャード・リーと契約。リーは2003年にドラフト外でカウボーイズ入りし、プラクティス・スクワッドで1年目を終えた。昨年はロースター入りを果たし、ラッシング27回128yds(平均4.7yds)、キックオフリターン41回平均23.5ydsを記録している。今季初戦となった先日のセインツ戦ではキックオフリターナーとして上記WRジョーンズの横に並んだが、リターンはなし。ダヴェンポートの退場を受けてRBとしても出場し、7回7ydsラッシング。
- セインツ戦で負傷退場したRBナジェ・ダヴェンポートは足首骨折の重傷。早くも試合翌日にインジャリー・リザーブ入りし、シーズンを終えている。
- 現在のRB陣はグリーン、フィッシャー、ラシャード・リーの3人。グリーンは今のところ、バイウィーク明けのヴァイキングス戦には復帰の方向だが、もし出場できない場合にはさらなる補強が必要になる。
- WRジャマール・ジョーンズを昇格させたとはいえ、現在のWR陣は通常より1人少ない4人体制。チーム側は補強を検討しているところだ。すでにRBダヴェンポートをインジャリー・リザーブに入れ、ロースターの空きは作ってある。知名度から言えば、元ブラウンズのWRアンドレ・デイヴィスが最有力候補になる。
- 1ヶ月以上欠場するLBナイル・ディッグス(ヒザ)に代わって先発出場するのは、パリス・レノンではなく、ドラフト外ルーキーのロイ・マニングと決定。安定性よりも、スピードなどポテンシャルの高さを買ったようだ。初先発のセインツ戦では、試合最初にミスをしたがその後は立ち直り、全体としてはまずまずの出来。しかしレノンも時おり交代出場し、好プレーを見せている。今後もマニングが先発を続けるかは決まっていない。
- ヒザのケガで欠場が続いていたTEババ・フランクスだが、セインツ戦にはアクティブ登録された。しかし先発はマーティンで、フランクスはわずか1プレーだけ、ブロッカーとしての出場に留まった。ケガ人が出たときに備えてのアクティブ登録だったようだ。本格復帰はバイウィーク明けとなりそうだが、痛みはまだあるとのこと。これまでは「ヒザの打撲」とされてきたが、先日ようやくシャーマンHCが「内側側副靭帯(MCL)の捻挫」と認めている。
- フランクスに代わってプレーしているTEデヴィッド・マーティンとTEドナルド・リーは、2試合連続で2人ともタッチダウンを挙げている。敵陣ゴール前では有力なターゲットだ。
- 先週フィラデルフィアで専門医の診察を受けたCマイク・フラナガンは、すぐにスポーツヘルニアの手術を受けた。当初はヘルニアとされ簡単な(回復も早い)腹腔鏡手術のはずだったが、診断が「スポーツヘルニア」に変わって、より大きな切開が必要となった。回復期間も当然長くなり、本人の希望していたバイウィーク明けの復帰はかなり微妙に。今季はパワーで押し込まれることの目立つフラナガンよりも、代役のウェルズの方がよいという見方も多く、チーム側はあまり復帰を急がせないかもしれない。
- 足首を痛めて欠場が心配されたLTチャド・クリフトンだったが、なんとか先発出場し、ホールディング1回で無事に試合を終えた。彼が欠場の場合にはRTタウシャーが左に移り、ケヴィン・バリーが右タックルで先発する予定だった。最新の公式デプスチャートでも、クリフトンに次ぐ2番手LTはタウシャーと表示されるようになった。
- ハムストリングを痛めて欠場したSアール・リトルに代わり、4巡指名ルーキーのSマーヴィール・アンダーウッドがダイムバックとしてセインツ戦に出場した。
- 同じく4巡指名ルーキーのLBブレイディ・ポピンガが、セインツ戦の第4Qに1プレーだけ、パスラッシャーとしてプレーした。ブリガムヤング大では(LBにコンバートされる前はDEだったため)通算20サックの実績がある。