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Notebook: トンプソンGMによる分析
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月28日
- 不振の原因についてテッド・トンプソンGMは、「プレイメーカーはあちこちから台頭するものだ。シーズンの成り行きを見守っていく。確かに、チャンスをつかんで大仕事をしてくれる選手は必要だ。しかし我々が3敗した理由は、(プレイメーカーの不足ではなく)たくさんのミスをしたことだ。反則をし、ターンオーバーを犯し、ディフェンスはフィールドから出るべき時に相手オフェンスを続けさせてしまい、スペシャルチームが失策をした。結局はNFLにおける勝敗の簡単な方程式で、我々はあまりにミスが多すぎたということだ」と語っている。今オフに先発両ガードの移籍を許し、新先発を2人迎えた決断については、「我々が試合に負けたのは彼らガードのためではない。彼らはよくやっている」
- 今後のロースター変更の可能性についてトンプソンGMは、「ただ入れ替えるためだけのロースター変更ならしない。しかし、何らかの補強はすると思う。ただ、以前の30チーム時代と違って今は32チームだから、手に入るタレントは少なくなっている。補強は常に検討しているが、それは意味のあるものでなければならない」
- マイク・シャーマンHCは今の先発両ガードを交代させるつもりはない、と語っている。「試合結果だけを元に判断するわけにはいかない。我々は自分の首を絞めるようなことをしているし、いい試合をしたと言うつもりはない。実際そうではないのだから。しかしこれらの試合では、私が勇気付けられるような、今後の好試合につながるような良いこともいろいろあった。こういったことは私は過去にも見てきた」 「仕事を重ねていくことが我々には必要だ。若い選手が多く、ベテランも多い。いろいろな点で練習を重ね、向上させていかなければならない。今週の練習を軽くするつもりはない」
- バッカニアーズ戦の前に胸部痛のため病院で検査を受けたトム・ロスリーOCは、試合終了後に病院に戻ってそこで一夜を過ごし、詳細な検査を受けた。その結果大きな問題はなく、月曜の午後には仕事に戻っている。「私は大丈夫だ。コレステロール値が高く、以前と同じような問題はあるが、検査結果はきれいなもので、閉塞もなかった」とロスリー。どうやら試合中に病院から帰ってきたのは、完全に良くなったからではなく、やや無理をしていたようだ。その行動に関し、シャーマンHCは親しい友人として渋い顔をしている。
- シャーマンHCはそこまでは明言はしなかったものの、次戦もCBアマド・キャロルの先発出場が有力だ。キャロル自身はそのことよりも、前日のインターセプトをリターンTDに出来なかったことを悔しがっている。「あれをタッチダウンできていたら、僕らは勝てていたんだから」
- FBウィリアム・ヘンダーソンの珍しいボールキャリーがファンブルロストになったことについてシャーマンHCは、「練習ではいつもやっているプレーで、ただ試合でコールしていなかっただけだ」
- バッカニアーズ戦で足首を痛めたWRドライバーは、足をひきずるような様子はないが、しっかりとテーピングで足首を固めており、今週は練習を減らすことになりそうだ。CBキャロルはヒザに腫れがあってMRI検査を受けたが、問題はないとのこと。DEキャンプマンは太腿の打撲で、今週の練習量を減らすかもしれない。