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Packers 16 - 17 Buccaneers
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月26日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Buccaneers (3-0) |
7 |
10 |
0 |
0 |
17 |
Packers (0-3) |
6 |
7 |
0 |
3 |
16 |
雨のランボーフィールド。パッカーズはPAT失敗、FG失敗、4つのターンオーバー、審判の誤審で逸機を重ねた。後半はディフェンスの頑張りもあって押し気味に進めたが、オフェンスとスペシャルチームのミスが最後まで響き、1点差に泣いて3連敗となった。
第1Q、パッカーズは最初のオフェンスで3つ1stダウンを更新して敵陣に進むがFBヘンダーソンがファンブルロスト。バッカニアーズはRBウィリアムズのラン8回とWRクレイトンへの18ydsパスでレッドゾーンに進み、最後はWRギャロウェイにTDパスが通って7点先制。パッカーズはWRドライバーへの37ydsパスで敵陣に進み、最後は4thダウン4でのギャンブルでWRファーガソンに37ydsのパスが通ってタッチダウン。しかしPAT失敗で同点ならず。
第2Q、バッカニアーズはWRギャロウェイへの16ydsパスとDEキャンプマンのラフィングザパサーなどでレッドゾーンに進み、またもやWRギャロウェイにTDパス成功。パッカーズはQBファーヴが自陣でインターセプト、FGで3点追加され11点差に。次のパッカーズ攻撃はパスインターフェア41ydsに助けられ、最後はWRチャットマンにTDパス成功。まだ前半なので2ポイントには行かず4点差に。残り4分からは両者とも敵陣に入ることができずハーフタイムへ。
第3Q、パッカーズは次々と3rdダウンでのパスを通して敵陣24まで進むが、42ydsのFG失敗で追い上げならず。バッカニアーズはTB陣深くでファンブル(レビューの結果インコンプリートからファンブルに変更)し、パッカーズがリカバーするが、パスインコンプリートとして先に笛が吹かれていたためにバッカニアーズのリカバー扱いになってしまう。しかし第3Qのバッカニアーズは全てパントどまり。
第4Q、パッカーズは敵陣へのロングパスをインターセプトされる。バッカニアーズはRBウィリアムズの26ydsランでGB陣に進むが、そこでCBキャロルがインターセプトして敵陣までリターン。パッカーズはレッドゾーンに進むがTDならず、FGで1点差に。バッカニアーズは連続反則でTB陣深くからパント。残り5分52秒、50ydsラインからパッカーズの攻撃。しかしファーガソンがパスを弾いてインターセプトされる。残り5分03秒から、パッカーズ守備はRBウィリアムズのランを止められず、ずるずると3回の1stダウンを許して時間を使い切られ試合終了。
- トム・ロスリーOCが試合直前に体調が悪くなり(心臓発作の徴候)、救急車で病院へ。昨年心臓発作を患っているので心配されたが、さいわい検査の結果問題なかったとのことで、第2Qにスタジアムに戻ってきた。月曜日にさらに詳しい検査を受ける。
- QBブレット・ファーヴは14/24、195yds、2TD、3INT。第4Q最初のインターセプトは完全にカバーされていたところへのパスで明らかな判断ミス。
- RBグリーンは19回58yds。パスキャッチ3回27yds。1stダウンでのランを読まれて2yds以下に止められるパターンが非常に目立った。FBヘンダーソンは珍しいボールキャリーでファンブルロストしてしまった。
- WR陣ではWRファーガソンの4回68yds、1TDが最高。
- 欠場のTEフランクスに代わってTEマーティンが先発したが、パスキャッチ1回10yds。TEリーもTEスティールもパスキャッチなし。バリーがエキストラTEとして入る"U-71"フォーメーションが多かった。
- OL陣は被サック2。ランは25回75yds、平均3.0ydsと不振が続いている。
- ラン守備は計161ydsラッシングを許した。試合中盤はよく踏ん張ったが、1stダウンであっさり7yds以上走られるパターンが目立ち、パッカーズのラン攻撃不振とは対照的だった。161ydsのうち46ydsは最後のドライブで踏ん張りきれずに許したもの。
- パス守備は17/26、139ydsと頑張った。しかしランが出るために3rdダウンショートとなることが多く、3rdダウンコンバージョンを楽に成功(8/16の50%)させてしまった。
- CB陣ではCBトーマスが欠場しCBキャロルが先発。キャロルは第3Qに見事なインターセプトを決め、38ydsのリターン。これが今季パッカーズが奪った初めてのターンオーバーだった。珍しくDB陣の反則は1つもなかった。
- 第3Qの最後、TB陣深くでサックされそうになったQBグリーシーがバックワードパス。フォワードパスのインコンプリートとの判定で笛が鳴ってしまったが、パッカーズ側がリカバーしていた。チャレンジの結果判定が覆ってファンブルが認められたが、先に笛がなっていたことは変えられないので、バッカニアーズがリカバーしたという扱いに。結果的にこの誤審も勝敗を分けた。
- 反則は両軍とも多かった。パッカーズは7回65yds。バッカニアーズは8回103yds。
- KロングウェルのPAT失敗は2001年以来。LSロブ・デイヴィスのスナップが高かったようだ。
- キックオフリターンはRBダヴェンポートとWRマーフィが横に並び、2本ずつリターンしたが、ビッグリターンはなし。
- Pサンダーはパント2回平均49.0ydsと上出来。古巣との対戦となったバッカニアーズのPビドウェルも6回47.3ydsと文句なしだった。
- 試合直後の時点で、ケガ人は報告されていない。
- アクティブ登録を外れたのは、TEフランクス、Gルーガマー、C/Gコストン、Cホワイト、DTドネル・ワシントン、LBポピンガ、CBトーマス、そして第3QBのクレイグ・ノール。
- バッカニアーズの先発LGダン・ベニングは、地元グリーンベイのBay Port高校からウィスコンシン大を経て、今春ドラフト4巡指名でNFL入り。キャンプではマット・スティンチコムに勝ってスターターの座を手にしている。