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Packers 3 - 17 Lions
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月12日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (0-1) |
0 |
3 |
0 |
0 |
3 |
Lions (1-0) |
7 |
0 |
3 |
7 |
17 |
同地区内での開幕戦。パッカーズはまるでプレシーズンの続きを見ているようなオフェンスの不調と14回もの反則で最後まで主導権を握れず、2TD差の完敗を喫した。パッカーズオフェンスがタッチダウンを獲れなかったのは、過去77試合で初めてとのこと。右ヒザを痛めて途中退場したWRジャヴォン・ウォーカーは、前十字靭帯(ACL)の断裂の可能性が高く、となると今季終了となる。
第1Q、両者1stダウンを取れずにパントを1本ずつ蹴った後、ライオンズはWRケヴィン・ジョンソンへの25ydsパスとパッカーズ守備の反則でレッドゾーンに入り、最後はTEポラードがエンドゾーンでがら空きになって先制タッチダウン。
第2Q、パッカーズは14プレーのドライブで敵陣ゴール前まで進むがTDを奪えず、さらにPサンダーがホールドミスしてFGも失敗。次のドライブでようやくKロングウェルが50ydsのFGを決め、3点を返す。そのまま両者パントの蹴りあいでハーフタイムへ。
第3Q、QBファーヴが投げる際に手を滑らせて自陣でファンブルロスト。自陣1ヤードまで迫られるがなんとかTDは許さず、FGで7点差に。WRウォーカーとWRファーガソンが相次いで退場し、WRが2人だけとなったパッカーズオフェンスは完全に手詰まりに。
第4Q、両者パント続きで膠着状態となったところで、ファーガソンへのパスをインターセプトされる。ボールが地面に着いたかに見えたが証拠不十分で覆らず。そこからライオンズはWRロジャースへの31ydsパスと、時間つぶしのラン、最後はWRマイク・ウィリアムズへのTDパスが決まって14点差。試合終了間際、パッカーズはなんとかレッドゾーンに進んだところで連続サックを喰らい、4thダウン30からエンドゾーンに無理投げをしてインターセプトで万事休す。
- QBブレット・ファーヴは27/44、201yds、0TD、2INT、1ファンブルロスト。最初のINTはファーガソンが獲れるボール、2つ目は終了間際の無理投げなので、2つともまあ致し方なしか。44回も投げてわずか201ydsだったように、パスプロ不安からか早いタイミングのパスが多く、長めのパスもけっこう投げるが全く通らず。手が滑ってファンブルロストになったように、タッチパスの投げ損ないも目立った。
- RBグリーンは12回58yds、パスでは5回34yds、ファンブルなし。ラン回数が非常に少なかったのは、反則ですぐに2ndダウンロング、3rdダウンロングになってしまったせいか。
- WRジャヴォン・ウォーカーが第3Qにヒザを痛めて途中退場。シャーマンHCによると、初期診断は前十字靭帯(ACL)の負傷だとのこと。もし断裂していると、自動的に今季は終了となる。
- WRファーガソンもウォーカーの直後にしばらく退いたため、WR陣は第4Q途中までドライバーとチャットマンだけになってしまったのが痛かった。チャットマンは超イージーな落球で1stダウンを逃している。
- 先発OL陣は左からLTクリフトン、LGクレム、Cフラナガン、RGウィティカー、RTタウシャー。
- DTグレイディ・ジャクソンとDTカレン・ジェンキンズが先発出場。まずまずプレッシャーはかけることができ、DEキャンプマンとDTジェンキンズがサックを記録。
- LB陣は、LBディッグスの代わりにパリス・レノンが先発、ウィークサイドは新加入のロバート・トーマス。
- CB陣はハリスとキャロル、セーフティはローマンとコリンズが先発出場。ニッケルバックはCBトーマス。CBホーキンズはなぜか欠場し、CBホートンが出場した。反則の多さを除けば、パスカバーはまずまず頑張っていたようだ。
- ディクラインされたものを含め、オフェンスの反則は8回。ホールディングはCフラナガンとOTバリーが1回ずつ。フォルススタートはLTクリフトン、RGウィティカー、TEフランクスが1回ずつ。そのほかWRファーガソンがイリーガルブロック、WRウォーカーがパスインターフェア、TEマーティンがイリーガルフォーメーション。
- ディクラインされたものを含め、ディフェンスの反則は8回。うちCBキャロルだけでホールディング1回、イリーガルユースオブハンズ3回と計4回の反則を犯した。そのほかCBホートンのイリーガルユースオブハンズ、CBトーマスのパスインターフェア、LBバーネットのラフィングザパサー、DEバジャ=ビアミラのオフサイド。
- スペシャルチームはKRエディー・ドラモンドにビッグリターンを一度も許さず、期待以上の仕事をした。パントリターンは6回計12yds、キックオフリターンは2回計29yds。
- Pサンダーは6回41.3ydsと、可もなし不可もなしの飛距離だったが、蹴り損ないが一度もなく、滞空時間もしっかりあった。前半のFGトライの際にホールドミスをしたのが悔やまれるのみ。
- アクティブ登録を外れたのは、WRマーフィ、TEドナルド・リー、C/Gコストン、Cホワイト、DTドネル・ワシントン、LBディッグス、CBホーキンズ、そして第3QBのクレイグ・ノール。これにより、ロジャースがノールを抑えて2番手QBとなったことが明らかになった。