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2005年8月31日

Day 32: RBグリーンが出廷のため休み

2005年8月30日

第1次ロースターカット

今年のロースターカット期日は、第1次が8月30日の午後4時(東部標準時)。これまで80人(プラスNFLヨーロッパ派遣選手)まで許されていたロースターを、この期日までに65人に絞り込まなければならない。ただし、第1次ではまだNFLヨーロッパ選手の優遇措置が有効で、65人プラスNFLヨーロッパ派遣選手となる。最終ロースターカット期日は9月3日で、ここで53人の開幕ロースターが決まることになる。

今回パッカーズから解雇された11人は、RBデリック・ジョーンズ、WRヴィンス・バトラー、WRチャド・ルーカス、TEトリー・ハンフリー、OGマット・オドワイヤー、OGアトラス・ヘリオン、DT A.J.リンゼイ、DTクインテン・ニューハウス、LBハンニバル・ネイヴィーズ、LBジェレマイア・ギャリソン、CBパトリック・デンディ。

OGオドワイヤーはウィティカーとスターターを争っていただけに、これほど早い解雇はやや意外だ。おそらく先発はウィティカーで決定し、となると控えは大ベテランより若手中心にしたいという意図と思われる。LBネイヴィーズは過去2年間先発ストロングサイドLBだったが、今年は先発争いでトンプソンやディッグスに敗れ、控えとなるとスペシャルチームではレノン、ポピンガ、マニングの若手が使い勝手がよい、ということなのだろう。

OGヘリオンはキャンプ前半には1stチームでプレーしたこともあったが、パスプロテクションの不安定さで評価を下げた。WRヴィンス・バトラーは2回のミニキャンプでは非常に評判が良かったが、トレーニングキャンプではアピールすることができず、またWR陣の層の厚さにもはね返された形。

Day 31: それでも先発はRGウィティカー

2005年8月29日

B.J.サンダー

2年目パンターのB.J.サンダーは、プレシーズン3試合を終え、グロス(飛距離)で45.3yds、ネット(リターンydsを差し引いた正味)で36.1yds。 ビルズ戦でのカバーチームの大失態でネットはかなり損をしたが、グロスはNFL4位の好成績。3試合でシャンクは一度もない。ドラフト3巡指名されながら惨めにスターターの座を失った昨年夏の面影はどこにもなく、実質的にはスターター決定と言っていいだろう。

昨年のプレシーズンでは毎試合シャンクして、グロスで36.0yds、ネットで30.8yds。 結局チームは大ベテランのブライアン・バーカーをスターターに選んだ。「去年と比べて、大きく変えたわけじゃない。あちこちで細かい部分が変わっているんだ。以前と比べると、ラインの後ろでリラックスして待てている。試合経験を積めばそうなってくるとは思っていた。時間の問題だとね。今はボールをよく蹴れているけど、まだ引き続き改善していきたい部分もいくつかある。でも全体としては、ここまでの成り行きには満足してる」とサンダーは語る。

もう一つの重要な仕事はキッカーを助けるホルダーだが、NFLヨーロッパで経験を積んだこともあり、こちらも順調だ。 「プレシーズンではもう少しパントが少なく、FGが多ければ、ライアン(ロングウェル)と噛み合う練習が増えてよかったんだけどね。でも、ここまでは上手くいってるよ」とサンダー。ホルダー候補に対して厳しいことで知られるKロングウェルも、「彼はすごくいい仕事をしていると思う。ここまでの彼の全てについて、僕は非常に満足してる」と評価している。

2005年8月28日

Packers 3 - 27 Patriots

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Patriots (2-1) 10 10 7 0 27
Packers (1-2) 0 3 0 0 3

パッカーズはこの日も相手のロングリターンから簡単にTDランを許すところから試合をスタート。オフェンス、ディフェンス、スペシャルチーム、ターンオーバー、反則の多さに至るまで全てにおいて精彩を欠き、チャンピオンのペイトリオッツに惨敗を喫した。

両軍スターター同士がプレーした前半は3-20。オフェンスは2試合続けて200yds進まない上にターンオーバーを連発、相手パントリターナーのターンオーバーから3点を貰っただけだった。ディフェンスはランで155ydsを許し、後半の大雨で試合がスローダウンしなければ、失点はもっと増えていたかも。

2005年8月27日

Day 28: TEフランクスはキャッチアップモード

2005年8月26日

Day 27: RTタウシャーがエリジブル・レシーバーに

2005年8月25日

TEフランクスが長期契約に合意

トランジション・プレーヤーとしての1年契約へのサインを拒否してホールドアウトを続けていたTEババ・フランクスだが、Journal Sentinel紙によると、総額$28ミリオンの7年契約に合意したとのこと。単純計算では年$4ミリオンとなり、当初パッカーズが希望していた年平均$2.5ミリオンからはかなりの増額となるが、契約の詳細はまだ不明だ。フランクスは木曜日の練習からチームに合流の予定。このところTE陣のレベルの低さと層の薄さが目だっていただけに、彼の復帰は大きな朗報だ。

シャーマンHCの契約延長を正式発表

マイク・シャーマンHCが2年の契約延長に正式にサインし、2007年シーズンまで指揮を執ることになった。「マイク・シャーマンがヘッドコーチを延長して続けてくれることを喜んでいる。彼と私はグリーンベイ・パッカーズに対し非常な情熱を持つという点で共通している」とトンプソンGM。2年というやや短めの年数に関してシャーマンの代理人ボブ・ラモンテは、「じっさい3年の任期が残るわけだし、彼はパッカーズのコーチを8年務めることになる。両者とも非常に満足している」

「私が1月にパッカーズに戻ってきてから、ヘッドコーチ職に関して長期的な決定をする前に、新しい組織構成でうまくいくことを時間をかけて確認することが重要だと思ってきた。時間をかけて検討した結果、彼の仕事のやり方に私は満足できた。マイク・シャーマンの通算記録は、彼の能力の高さを示している。それに加え、我々がしっかりした関係を築けるかどうかも、同様に大事なのだ」とトンプソンGMは、ここに至った過程を説明している。

一般にヘッドコーチの任期はあってないようなもので、契約が終了する前に解雇されることが珍しくない。そのため、「1年分のサラリーを支払えば解雇できる」などといった"buyout"条項が契約の中にあらかじめ設定されていることが多い。しかし代理人ボブ・ラモンテによると、今回の契約にbuyout条項はなく、契約期間内のサラリーは完全に保証されているとのこと。つまり今季終了後に解雇されるような場合でも、来年・再来年分のサラリー(年3.2ミリオンと言われている)は支払われることになる。シャーマン陣営としては、短めの契約年数を受け入れる代わり、金銭面での保証を手に入れたということかもしれない。

ハーラン社長は、「テッド(トンプソンGM)から2年だと聞かされた時、マイク(シャーマンHC)も2年で満足していると代理人が言っている、と聞いた。テッドはこの年数で非常に満足している。だって、5年契約などにしたところで、たいていのコーチはそこまで続かずに辞めることになるわけだからね」と語っている。

Day 26: Sローマンはほぼスターター決定

2005年8月24日

Day 25: OGオドワイヤーが最後の抵抗か

2005年8月23日

シャーマンHCと契約延長に合意

今季限りで契約が切れるマイク・シャーマンHCだが、Press-Gazette紙によると、2年の契約延長でトンプソンGMと大筋合意に至ったとのこと。先週末に両者が合意し、あとは今週細部を詰めてから正式契約の運びとなりそうだ。2006年と2007年のサラリーは、今年の$3.2ミリオンとほぼ同じ額ではないかとされている。2000年シーズン以来ヘッドコーチを務めてきたシャーマンは、2007年まで8シーズンにわたって指揮を執ることになる。

ヘッドコーチの任免を含む全権を与えられたテッド・トンプソン新GMは、今年1月の就任以来、「いつシャーマンHCの契約を延長するのか、それとも乗り気でないのか」と常に注目を集めてきた。シャーマンとしては1月にGM職を失ったうえ、契約が延長されないまま契約最終年が進行中。本人は全く平静を保っていたが、地元メディアには、「レイムダック状態で、いい仕事をするだけの権威が保てるのか」と心配する向きと、「このままある程度シーズンが進むまで判断を保留すればよい」とする意見とに分かれていた。

あまりに静かだったため、「やはりシーズンがある程度進むまで見守るのだろう」と最近は見られていたが、ここでトンプソンGMが契約延長に踏み切ったのは、十分に見極めがついたと判断したのか、それともレイムダック状態を解消するために、短めの契約延長を与えたのか。もう一つの要素として、「もし来年ヘッドコーチが交代したら、ファーヴとしては全く新しいオフェンスでやり直すのを望まず、引退に傾くのではないか」と指摘する声もあった。

2005年8月22日

Packers 7 - 27 Bills

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Packers (1-1) 7 0 0 0 7
Bills (2-0) 7 10 3 7 27

パッカーズは試合冒頭に13プレーのTDドライブを見せたが、それきりでファーヴが引っ込むと後のオフェンスが全くの鳴かず飛ばず。スペシャルチームはカバーチームが最悪の出来で、次々とロングリターンを許して毎回のように自陣深くでのディフェンスを強いられた。ディフェンス陣はスターター6人を欠いたにしては1stチームはまずまずだったが、相手の3rdダウン成功率56%と大事なところで止めることができず、スペシャルチームの失態をカバーできなかった。

2005年8月21日

トンプソン新GMの初ドラフトは

就任から7ヶ月、「FA市場で何もしなさすぎ」と批判されることの多いテッド・トンプソン新GMだが、初年度のドラフトに関しては、このところかなり評価が上がってきている。QBロジャースについては数年経たなければわからないので保留するとしても、無名校の選手でも恐れずに指名していく方針は、早くも実を結んできていると言える。

2巡のSニック・コリンズ指名は"リーチ"だと批判された(ただし玄人筋では評価は高かった)ものだが、すでに先発の座を確保し、ベイツDCは愛弟子のフリーマンを解雇するほどの信頼を見せている。同じく2巡指名のWRマーフィも、このところケガで苦しんではいるが、「ファーガソンはトレードに出してもいいかも」と言われるほどのプレーを見せている。

驚かされたのは下位の2人で、7巡指名のOGウィティカーは先発右ガード争いを僅差でリード、5巡指名のCBホーキンズは4番手CBの座を完全に確保し、将来性は非常に高く評価されている。4巡のSアンダーウッドは将来スターターになる可能性を見せているし、同じく4巡のLBポピンガもケガから復帰した最近の動きは評判がいい。またドラフト外ルーキーからも、C/Gクリス・ホワイト、LBロイ・マニング、CBリー・トランスあたりがロースター争いに食い込んできている。

ドラフト指名11人のうちこれまでのところ期待はずれと言えるのは、5巡のG/Cジュニアス・コストンと7巡のLBカート・キャンベル(ケガで今季終了)ぐらい。シャーマンGM時代とは対照的な、「トレードダウンして下位指名権を増やす」戦略も奏功していると言えそうだ。

Day 22: ウェルズも左ガードの候補

2005年8月20日

Day 21: Sコリンズはスターターほぼ決定

2005年8月19日

Day 20: OTカーティン解雇

2005年8月18日

1992年 ファーヴ獲得の内幕

すでにたくさんの本が書かれ、もう秘密など何も残っていないかに思われたブレット・ファーヴの人生だが、まだちょっとした秘話が残っていた。ロン・ウルフ元GMのグリーンベイ訪問にあたってファーヴは、1992年のパッカーズ移籍時にはヒップのケガのために、フィジカルチェックを不合格になりかけた経緯を明かしている。RBボー・ジャクソンが早期引退に追い込まれたのと同じ股関節のケガ、大腿骨頭壊死を患っていたというのだ。

「大学最後のオールスター戦、East-West Shrine Gameでヒップを痛めたんだ。これはAvascular Necrosis(大腿骨頭壊死)というもので、基本的にはボー・ジャクソンがやったのと同じだ。ソケットに血液の供給がなくなるものだ。今に至るまで、ときどきは悩まされることもあるよ。しかし決して隠していたわけじゃない。ドラフト前にはアトランタでMRI検査を受け、シアトルでもMRI検査を受け、コンバインでもあらゆる検査を受けた。このケガのことはたくさんのチームが認識していた」

「これについての診断は、将来いつか(人口骨頭に)置き換えたり、何らかの手当てをしなければらならい、というものだ。今でも僕はソケットの柔軟性があまりないが、(フットボールを続けるのは)賭けのようなものだ。パッカーズ移籍時には、3年か4年しかプレーできないとドクターに言われた。しかし間違っていたのは彼らの方で、ロンはリスクを承知で僕に賭けてくれた」

いまグリーンベイを訪問中のロン・ウルフ元GMが、さらに詳しくトレード時の状況を明かしている。まず当時のチーム・ドクター、クラレンス・ノヴォトニーが診察し、「不合格とすべきだ」とウルフGMに進言。しかしノヴォトニーは整形外科医ではなかったこともあり、諦めきれないウルフは、専門家のパトリック・マッケンジー(現チームドクター)に診察を依頼した。マッケンジーの診断は、4年か5年後に問題が起きるかもしれないが、さしあたっては問題なかろうというものだった。

ウルフがジェッツで人事を担当していたころからファーヴに惚れ込んでいたのは有名な話だ。1991年の(1巡指名権はなかったため)2巡7位で指名しようとしていたところを、直前でファルコンズにさらわれてしまった。しかしそのファーヴはグランヴィルHCから冷遇され、出番はまるで与えられなかった。練習はハードに頑張ったが、フィールド外での振る舞いも相当なものだった。大酒を飲みパーティ三昧で、体重は250ポンドにもなってしまっていた。「アトランタで僕がした最高のことは、バカでいることだった。今にしてみれば、まるで放出されたくてわざとそうしてたみたいだけど、僕はそんな利口じゃなかった」とファーヴは振り返る。

こうして、アトランタがわずか1年でファーヴを手放してくれるというのだから、新任のパッカーズGMとして、今度こそ手に入れたいという気持ちがウルフには強かった。「フィジカルで不合格にするなんてできなかった。私は彼を獲るために1巡指名権を手放そうとしていたのだ。彼こそ私がほしい選手だった。4年か5年で問題が起きるかもとドクターは言ったが、私は気にしなかった。結果としては、何も問題などなかったわけだ」

(キャンプを訪れたウルフのインタビューとファーヴの記者会見を取り上げた地元ニュース映像

Day 19: C/Gコストンはロースター入り困難

2005年8月17日

Day 18: CBトーマスが再び休養

2005年8月16日

ウィティカーは先発RGになれるか

OGウィリアム・ウィティカーは、ドラフト7巡指名ながらチャージャーズ戦では右ガードで先発出場を果たした。そして試合後の日曜日も彼が1stチームに入ったことは、試合のビデオを首脳陣が詳細に検討した後だけに、大きな前進と言えそうだ。「彼は毎日進歩を続けていると思うよ」とベクトルOLコーチ。

「彼は我々の要求に応え、いいプレーをしてくれている。先日の試合でも、普通のルーキーならできないようなプレーもした。たとえば相手のスタントを受け流すようなね。ランブロックの得意なフィジカルな選手であることは分かっていたが、パスブロッキングも非常に良かったと思う」とシャーマンHC。隣でプレーするCフラナガンも、「彼はウチのオフェンスをすごくよく把握している。学習が早いよ」

「先発出場なんて想像もしていなかったから、自分でもすごく驚いてる。だって7巡指名といえばむしろドラフト外に近いと、僕だってわかっているからね。ここまではすごく恵まれていた。これからも、周りの選手と同じようなレベルでのプレーを続けなくちゃいけない。まだ進歩が必要なところはたくさんある」とウィティカーは語っている。

今年1月のカレッジ・オールスター戦で負ったヒザのケガのために、彼の体重は350ポンドにも増えてしまい、そのこともドラフトでの評価を下げる要因になった。今は16ポンドも減らし、334ポンド。「スターターとして力を発揮するためには、325ポンド以下に絞る必要があるんだ。今はすごくよく動けている。もう少し軽くなれば、もっとよく動けるからね」

Day 17: WRウォーカーとCB キャロルが乱闘

2005年8月15日

Sアーテュロ・フリーマンを解雇

トンプソンGMは、Sアーテュロ・フリーマンの解雇を発表した。最近やや不振だったとはいえ、キャンプ前はスターターほぼ確実とも言われていただけに、これほど早い時期の解雇は意外だ。今春FAとしてドルフィンズから移ってきたフリーマンは、ジム・ベイツDCの元で5年間プレーした経験があるため、マーク・ローマン、アール・リトルよりも確実にロースター入りするだろうと、キャンプ前には見られていた。

トレーニングキャンプではローマンの出来が安定しており、身体能力の高い2巡指名ルーキーのニック・コリンズをローマンと組ませることが最近は増えた。フリーマンは2ndチームどころか3rdチームが最近は多く、よほど首脳陣の信頼を失っていたようだ。なお、ベテラン最低額の1年契約だったため、サラリーキャップへのダメージはない。

Day 16: CBジョンソンがようやく復帰

2005年8月14日

Day 15: RBグリーンはキャリー数増やす

2005年8月13日

Packers 10 - 7 Chargers

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chargers (0-1) 0 0 7 0
Packers (1-0) 0 7 0 3 10 

観客は69,611人。夜7時05分試合開始時の気温は21℃。試合を通して霧雨が降り続いた。

2005年8月12日

Day 13: OTバリーは今年も先発はなし

2005年8月11日

Day 12: 新人CBホーキンズ好評

2005年8月10日

鉄人FBウィリアム・ヘンダーソン

34歳のFBウィリアム・ヘンダーソンは、ここまで練習を全く休んでいない。それどころか Journal Sentinel 紙の集計によると、2001年以来トレーニングキャンプの練習を彼が休んだのは、2003年に腎臓結石で2日間休んだだけらしい。肉体的な消耗の激しいフルバックというポジションで、オフシーズンを含めての彼のプロフェッショナリズムは特筆に価する。

「ウィリアム・ヘンダーソンは非常にユニークな男だ。彼のような人物は他にはいない。(ケガが少ないのは)いろいろなことの組み合わせだろう。常に体調を整えていなければ不可能なことだ。おそらく、彼が体調不十分などということは生涯一度もないんじゃないか。体重が増えすぎたなんて一度も見たことがない」とボナメイゴSTコーチ。

「彼は自分の肉体のことを極めてよく理解している。最高の体でいるためには何が必要か知っているんだ。彼の体作りには、我々はいつも驚嘆させられる。キャンプ初めのランニングテストで、彼がチームの先頭を走っていないことなど思い出せないよ」とヘッド・トレーナーのペッパー・バラスも称賛している。

Day 11: パスプロ不調の理由

2005年8月 9日

Day 10: Sコリンズが1stチームへ

2005年8月 7日

Packers Family Night !

毎年恒例の"Packers Family Night"がランボーフィールドで開催された。今回は初めて他チームを招いての合同スクリメージということもあり、これまでで最高の62,492人のファンが集まった。写真はこちら

2005年8月 6日

Day 7: ビルズとの合同練習

2005年8月 5日

ビルズとのスクリメージ練習について

金曜夜の"Packers Family Night"には、ビルズを招いて合同スクリメージ練習をすることになっている。パッカーズが合同練習を行うのはリンディ・インファンテHCの1991年以来。マイク・シャーマンHCがビルズのムラーキーHCからこの話を持ちかけられたのは、2月のスカウティング・コンバインでのこと。ビルズは毎年ブラウンズと行っていたが、クレネル新HCを迎えたブラウンズは、今年は合同スクリメージは行わないことになったため、相手探しをしていたのだ。

「この話を聞いた時、私は最初は尻込みをした。しかし考えれば考えるほど良いアイディアに思えてきて、翌日には彼(ムラーキーHC)の所に戻って承諾した。ウチは育成が必要な若手が多いし、キャンプのやり方を多少変えたいという気持ちもあった。私は常に、少しずつ違ったやり方を探し求めている」とシャーマンHC。ディフェンス陣にとっては、未熟な若手に少しでも多く経験を積ますことができ、オフェンス陣にとっては、毎日同じパッカーズ守備陣のスキームを相手にするより、違ったスキームを相手にプレーする機会ができる。

こうした利点のある合同スクリメージだが、これを嫌がるチームが多いのは、どうしてもトラブルが起きやすいためだ。危険なプレーに怒った選手たちの小競り合いが頻発し、コーチたちはそれを沈静化させケガを防ぐことに精一杯で、後には両チームの感情的なしこりだけが残る、というパターンも珍しくない。今回も両ヘッドコーチは、危険なプレーによってケガ人を出したり、乱闘を起こしたりしないことを重視している。

「彼らがAFCを制覇し、こちらはNFCを制覇する、そのために共同で仕事をしているのだ。そういうアプローチをとっている。ウチの選手たちには、バッファローの選手にケガさせないように言う。フィジカルなゲームをしたいものだし、実際フィジカルなプレーはあるだろう。しかし冷静さを失ったために相手に選手を失わせるようなことはしたくない。あちら側もそうあってほしいし、きっとそうしてくれるだろう」

ビルズ一行は木曜日にグリーンベイに到着し、夕方5時45分からパッドありの合同練習。翌金曜午前はパッドなしの合同練習を行い、夜6時からお待ちかねの"Packers Family Night"がスタート。後半部分はフル・タックリングとなる。また木曜の練習終了後には、ランボーフィールドのアトリウムで両チームの選手・コーチによるディナーも予定されている。懇親会をしておくことによって、少しでもトラブルを防げれば、と両コーチが計画したことだ。

シャーマンHCとムラーキーHCが合同練習の基本的な部分を話し合い、さらにコーディネーター同士が電話で連絡を取り合って、細かな予定を相談している。2つのチームの練習の進め方は当然異なっているので、双方が少しずつ歩み寄って決めているとのこと。

Day 6: OGルーガマー好調

2005年8月 4日

QBファーヴの記者会見から

今年のQBブレット・ファーヴは、ミニキャンプ出席を免除された代わりに自宅でのトレーニングで十分に体を絞り、1999年以来最も軽い217ポンドでキャンプに参加している。火曜日、今キャンプ最初の記者会見を行った彼は、特に自分のフィジカル面について注目に値する発言をした。

「外側から見ただけでは気が付かないかもしれない。1試合に5プレーか6プレーのことだからね。自分にもう少しスタミナがあれば、もう少しクイックに動ければ、と思うことがあった。認めたくはないが、他の人々と同じように、僕にも年齢の影響が出てきている。しかしこの商売では、可能な限り、遅くなることは避けなければならない。一歩たりとも」

「この数年自分で感じていたことだけど、僕はワークアウトはしていたが、最大限の努力をしていたとは言えない。22歳の頃なら、それでも問題なく切り抜けることができたけどね。今年はこのように頑張ったことで、体調はすごくいい。ただし、何がどうなるという保証はないよ。体調が良かろうが悪かろうが、4000yds、30TDを挙げるのは大変なことだからね。でも今は、このチームに自分の全てを捧げていると言える」

昨季のプレーオフ敗退の直後、ダレル・ベヴェルQBコーチに、オフシーズンに頑張ればもっと向上できるはずだと言われ、彼自身もその通りだと思ったのだという。「この2、3年というもの、僕は自分をごまかしているように感じていた。フィジカル的にもメンタル的にも最高の状態を保つべき、という点で、それはチームメイトをだますことにもつながってしまう。僕はいつも、体調不十分でキャンプに来る仲間を見るたびに腹を立てていたけど、自分がその1人になってしまってるような感じだった」

「ちゃんと準備をしていいプレーができたと思ったときでさえ、そして1試合も休まずチームに貢献できた時でさえ、もっとできたはずなのに、という気持ちが自分の心のどこかにあった。どのプレーがそう、と特定することは自分でもできないけれど、僕には分かっていた。だから、もし現役続行すると決めたなら、何かトレーニングをしたい、とダレルにあの時言っておいたんだ。自宅で自分1人ではできないから、誰か専門家を雇おう、とね」

こうして今年の4月から彼は、アリゾナ州テンピにあるAthletes' Performance社からトレーナーのケン・クローナーを派遣してもらい、体幹部の強化に重点を置いたトレーニングを始めた。(5月の記事参照

残り少ない現役生活を、悔いの残らないように過ごしたい、という気持ちが今のファーヴには強い。「このワークアウト・プログラムをこなしたことで良かったことの一つは、『(体調さえ万全なら)今はもっといいプレーができたはずなのに』と後悔しないで済むことだね。もっとこうしていたら?とシーズンの終わりに自問自答せずに済む。今年はたくさんの時間と努力を費やして、できる限りの体作りをしてきた、と自分でわかっているから」

Day 5: 期待はずれのDTドネル・ワシントン

2005年8月 3日

Day 4: C/Gクリス・ホワイト好評

2005年8月 2日

Day 3: LTブラッド・ベデルの成長

2005年8月 1日

1巡指名のQBロジャースがサイン

1巡指名のQBアーロン・ロジャースが契約にサイン、ようやくルーキー全員がキャンプに顔を揃えることになった。契約年数は5年で、Journal Sentinel紙によると、昨年の1巡22位指名のQBロスマン(BUF)とほぼ同内容らしい。それによると、契約ボーナスを含むguaranteed moneyは$5.4ミリオンで総額は$7.7ミリオン。インセンティブしだいでは総額$30ミリオン近くにも増えるとのこと。

全体練習2日目に間に合わなかったQBロジャースは土曜夜に契約にサインし、日曜の朝からチームに合流する。

Day 2: RBダヴェンポート大減量