グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年8月25日

シャーマンHCの契約延長を正式発表

マイク・シャーマンHCが2年の契約延長に正式にサインし、2007年シーズンまで指揮を執ることになった。「マイク・シャーマンがヘッドコーチを延長して続けてくれることを喜んでいる。彼と私はグリーンベイ・パッカーズに対し非常な情熱を持つという点で共通している」とトンプソンGM。2年というやや短めの年数に関してシャーマンの代理人ボブ・ラモンテは、「じっさい3年の任期が残るわけだし、彼はパッカーズのコーチを8年務めることになる。両者とも非常に満足している」

「私が1月にパッカーズに戻ってきてから、ヘッドコーチ職に関して長期的な決定をする前に、新しい組織構成でうまくいくことを時間をかけて確認することが重要だと思ってきた。時間をかけて検討した結果、彼の仕事のやり方に私は満足できた。マイク・シャーマンの通算記録は、彼の能力の高さを示している。それに加え、我々がしっかりした関係を築けるかどうかも、同様に大事なのだ」とトンプソンGMは、ここに至った過程を説明している。

一般にヘッドコーチの任期はあってないようなもので、契約が終了する前に解雇されることが珍しくない。そのため、「1年分のサラリーを支払えば解雇できる」などといった"buyout"条項が契約の中にあらかじめ設定されていることが多い。しかし代理人ボブ・ラモンテによると、今回の契約にbuyout条項はなく、契約期間内のサラリーは完全に保証されているとのこと。つまり今季終了後に解雇されるような場合でも、来年・再来年分のサラリー(年3.2ミリオンと言われている)は支払われることになる。シャーマン陣営としては、短めの契約年数を受け入れる代わり、金銭面での保証を手に入れたということかもしれない。

ハーラン社長は、「テッド(トンプソンGM)から2年だと聞かされた時、マイク(シャーマンHC)も2年で満足していると代理人が言っている、と聞いた。テッドはこの年数で非常に満足している。だって、5年契約などにしたところで、たいていのコーチはそこまで続かずに辞めることになるわけだからね」と語っている。

カテゴリ : Coach/Front Office, Contract/Personnel