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Packers 7 - 27 Bills
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月22日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (1-1) |
7 |
0 |
0 |
0 |
7 |
Bills (2-0) |
7 |
10 |
3 |
7 |
27 |
パッカーズは試合冒頭に13プレーのTDドライブを見せたが、それきりでファーヴが引っ込むと後のオフェンスが全くの鳴かず飛ばず。スペシャルチームはカバーチームが最悪の出来で、次々とロングリターンを許して毎回のように自陣深くでのディフェンスを強いられた。ディフェンス陣はスターター6人を欠いたにしては1stチームはまずまずだったが、相手の3rdダウン成功率56%と大事なところで止めることができず、スペシャルチームの失態をカバーできなかった。
- ケガ人。先発したTEスティールが首と背中を痛めて退場。X線検査ではっきり結論が出なかったため、念のため試合には復帰しなかったとのこと。グリーンベイに帰って詳しい検査を受ける。その他、DT/DEピーターソン(首)とSフランツ(肩)が途中退場している。
- WRファーガソン(右肩)、CBホーキンズ(左足首)、Sニック・コリンズ(左足首)がいったん退場したが、3人ともすぐに復帰している。
- QBブレット・ファーヴは最初のTDドライブで14プレーもこなせたこともあり、1シリーズだけで交代。4/6、41yds、1TD。動きは非常にシャープで、RBグリーンへのTDパスは彼らしいインプロビゼーション。パスラッシュをかわして投げる動きは、今オフの体幹部のトレーニングの効果が出ているのではないか、と記者たちの声。
- QBロジャースは2番手として第1Q途中から登場。22ydsのスクランブルも見せたが、2つ目のドライブではサックを喰らった。4/9、21yds、1INT。パスのコントロールが安定せず、また3rdダウンでのブリッツにもうまく対応できなかった。
- QBノールは後半2つ目のドライブから最後までプレーし、5/11、39yds。控えレシーバー陣の落球の多さに苦しみ、また3rdチームOLたちのパスプロがガタガタで3サックを浴びた。
- RBグリーンは前半最後のドライブまでプレーして、ラッシング7回22yds。パスキャッチ2回14yds、1TD。RBダヴェンポートは8回34yds、パスキャッチ2回15yds。
- パッカーズでは滅多にないフルバックのボールキャリーだが、FBヘンダーソンが試合冒頭に1回2yds、FBルーチーも1回9yds。
- TEフランクスがホールドアウト、TEマーティンが欠場のため、TEベン・スティールが先発出場。その彼も負傷退場したため、TE陣はマキューと2人のドラフト外ルーキーだけになってしまう。近々なんらかの補強があるかもしれない。スティールは、「月曜の練習から出る」と強気なので、ケガは大丈夫かもしれないが。
- オフェンスラインではLGクレムとルーキーのRGウィティカーが先発出場。パスプロテクションは安定しており、2人とも開幕スターターに一歩前進したと言えそう。先々週の合同スクリメージと比べると、先発候補組のパスプロテクションは健闘し、被サックは1。
- LTクリフトンとRTタウシャーとCフラナガンを残したまま、第2Qあたりはガード陣がLGウェルズとRGルーガマーに入れ替わった。その後ルーガマーに代わってRGオドワイヤー。後半は左からLTモーリー、LGウェルズ、Cルーガマー、RGオドワイヤー、RTバリー。
- 1stチームディフェンスは、スターターを6人欠き、しかもスペシャルチームの不振で自陣深くからのディフェンスが多かったことを考えれば、まずまずの出来という評価が多い。敵陣からドライブされての失点は3点のみ。
- QBロスマンに5回36ydsと好きなように走られたのが大きな反省点。エースRBマゲイヒーは9回32ydsとまずまず抑えた方。また、若いCB陣はクッションを取りすぎてしくじるケースが目立った。
- LB陣のプレーは全般的に良かったようだ。特にウィークサイドのレイ・トンプソンは素早い好判断が目立ち、開幕スターターに前進。2ndチームのLBロイ・マニングやLBパリス・レノンもよかったようだ。マニングは自陣ゴール前ディフェンスでは1stチームに加わるシーンもあった。
- CB陣はハリスとトーマスが欠場のため、キャロルとホーキンズが先発。セーフティはSローマンが欠場し、コリンズとリトルが先発。
- 二度目のディフェンスでDEバジャ=ビアミラがQBロスマンをエンドゾーンでサックしてセーフティかと思いきや、LBネイヴィーズのイリーガルコンタクトで帳消しに。
- カバーチームは最悪の出来。第1QにはRBラシャード・リーに69ydsのキックオフリターンを許し、TDにつながった。第2Qには相手パントリターナーがファンブルロストしてくれたと思ったらパッカーズの反則で帳消し。やり直しのパントで37ydsのロングリターンを許しピンチを招いた。後半にも17ydsのパントリターンを許している。ビルズのパントリターンは5回95yds、キックオフリターンは2回89yds。それだけでパッカーズのトータルオフェンス183ydsを上回っている。
- 惨憺たる出来のスペシャルチームの中で、良かったのはPサンダーだけかもしれない。6回平均44.3ydsと上出来で、50yds超が2本、30yds台は一本だけ、それもフェアキャッチだった。Pサンダーが2タックルを決めているところにカバーチームの大不振が表れている。
- パントリターンはチャットマンが1回13yds。あと3回はフェアキャッチとタッチバックとアウトオブバウンズ。
- キックオフリターンは最初がRBダヴェンポートとWRファーガソン。後半は主にWRアンドレ・サーマンが務め、3回平均26.7ydsと上出来。
- この日欠場したのは、FBリーチ(ヒザ)、WRマーフィ(ヒップ)、TEマーティン(鼠蹊部)、OTベデル(ハムストリング)、DTハント(肩・ヒザ)、DE/DTウィリアムズ(腰・肋骨)、LBディッグス(ヒザ)、LBキャンベル(ヒザ)、CBハリス(太もも)、CBトーマス(鼠蹊部)、Sローマン(ハムストリング)。PUPリストにいるDTグレイディ・ジャクソン(ヒザ)ももちろん出場していない。