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Day 21: Sコリンズはスターターほぼ決定
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月20日
- 午前・午後の練習はこの日で終了。今後は午前か午後のどちらかだけとなる。
- 室内練習場での30分の非公開練習を含め、この日はブリッツ対策をいつもより念入りに行ったようだ。これは言うまでもなくブリッツを多用するビルズへの対策で、前回の合同スクリメージではオフェンスが全く形にならなかったからだ。合同スクリメージならQBへのタックルは禁止だが、プレシーズンゲームではそうもいかない。ファーヴは「できればあそことは二度とやりたくないと思ってたんだが」とジョーク。
- 2巡指名のSニック・コリンズは、今週は1stチームでしかプレーしておらず、完全にスターターの座を確保した模様だ。特にここ数日のプレー内容は非常によく、コーチたちからも称賛されている。ボールに対するプレーはすでにセーフティ陣で一番よく、守備範囲は非常に広く、ハードヒッターでもある。ルーキーらしいミスが時おりあっても、スターターのままで経験を積ませるに足る、と首脳陣は判断しているようだ。
- ドラフト外ルーキーのCBリー・トランスは、直線スピードはさほどではないが動きがクイックで、センスのよい働きを見せている。CBハリスとCBトーマスが不在のため、1stチームのニッケルやダイム守備でこの日はプレー。CBクリス・ジョンソンやCBホートンとともに9人目のDBの座を争っているが、この2人がケガや病気で出遅れていたため、トレンスが開幕ロースター入りするチャンスもある。
- スペシャルチーム練習でCBアマド・キャロルが足首をひねって、カートで退場。死にそうな痛がり方だったため、コーチも記者も大ケガを覚悟したが、わずか5分で復帰した。記者たちはホッとするより呆れている。「あれほどの痛がり方を見るのは1987年のスクリメージ以来」とJournal Sentinel紙のクリフ・クリストル。
- この日からCBキャロルはモヒカン刈りにしてきたらしい。
- 2番手センターのスコット・ウェルズだが、今週末のビルズ戦では左ガードとしてテストされる予定。代わって2ndチームのセンターはルーガマーが務める。
- 先発センターのマイク・フラナガンが、このところのふくらはぎの強い痛みのためにMRI検査を受けた。その結果問題はなかったため、ビルズ戦には出場の見込み。しかし彼はルーキーシーズンにすねを骨折し、神経にダメージを受けるほどの大ケガで2年以上を棒に振っただけに不安は残る。
- 評価を上げていたPサンダーだが、この2日間は不調。向かい風で蹴ったこの日は、6回のうち3回がひどいパントだったらしい。
- 元WRビル・シュレーダーが、いまパッカーズ選手たちが寝泊りしているSt.Nobert大学(ディビジョンIII)のWRコーチになったという地元ニュース映像。シュレーダーは自宅がグリーンベイにある。