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Day 15: RBグリーンはキャリー数増やす
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月14日
- 金曜日は試合の翌日のため全休日。また土曜日の練習もキャンセルされ、キャンプ中には珍しい2連休となった。次のビルズ戦まで9日もあるためで、ケガ人が多いことも考慮したものと思われる。
- チャージャーズ戦で2つもファンブルしたRBアーマン・グリーンについてロスリーOCは、今年のプレシーズンはキャリー数を増やしてヒットに慣れさせる、と語っている。「彼は毎年この段階を乗り越えなければならないんだ。去年までは、(温存しすぎて)プレシーズンで十分なキャリー数をこなしていなかった」と説明している。過去5年間のプレシーズンでグリーンは合計92回ラッシング、15レセプション。1年平均21.4回しかボールに触れずに開幕を迎えていたことになる。「毎年シーズン序盤にファンブルの多い時期を過ぎると、『200キャリー連続ファンブルなし』といった安定した時期に入る。だから、彼はプレシーズンのうちにもっとヒットを受けておく必要があるんだ。というわけで、昨日のようにキャリーが多かったのはいいことだと思う」
- パッカーズのコーチ陣は、プレシーズン終了まで待たず第2戦を終えたあたりで、両ガードのスターターを指名したい、としている。
- 昨日同点TDを許したCBマイク・ホーキンズ。LBを2人ブリッツに入れたプレーで、セーフティのヘルプがないにもかかわらず、彼がレシーバーをタイトにカバーしすぎていたのが失敗の原因だったとのこと。「僕のミスだ。テクニックをなおざりにしてしまった。あのプレーはヘルプなしの"ゼロ・カバレッジ"だった。必要なデプスを保ってカバーしていれば、インターセプトだって可能だったのに、アラインメントを間違えてしまった」と本人は振り返っている。
- そのCBマイク・ホーキンズの成長について、彼を見つけてきたスカウトのアロンゾ・ハイスミス(元RB)が語っている。「アスレチック能力は十分ある。私が見たいのは、彼が毎日の厳しい競争に耐え、向上するために自分を追い込めるかだ。ここまでのところ、それができていると思う。ハードに争い、向上を続けている。まだ学ぶべきことは多いし、先は長いが、彼の可能性はものすごく大きい。彼に必要なのは、NFLでやっていくためのメンタルおよびフィジカルのタフネスだ。レシーバーに出し抜かれることに慣れなければならないし、アーマン・グリーンのような選手をタックルしなければならない。そういったことへの適応が一番大きい。ミニキャンプのようにパッドを着けない練習では誰だってよく見えるものだが、実弾飛び交う実戦が本当の試練だ。しかしここまでのところ、彼はほとんどのテストに合格していると思う」
- イーグルスはWRピンクストンのアキレス腱断裂に加え、WRテレル・オーウェンスのキャンプ離脱でWR不足が心配されている。WR補強の候補としてTrentonTimes紙は、アンドレ・デイヴィス(CLE)やピアレス・プライス(ATL)やピーター・ウォリック(CIN)に加えて、パッカーズのロバート・ファーガソンの名前を挙げている。ただし、具体的な情報を基にしているのではなく、まだ噂以前の段階だろう。
- ファーガソンのトレードの可能性について聞かれたロスリーOCは、「彼はウチのケミストリーの大きな部分を占めている。彼を出す余裕などないよ」と語っている。
- チャージャーズ戦後のロッカールームを取材した地元ニュース映像。インタビューはQBロジャース、Kロングウェル、Pサンダー、OGウィティカー、WRウォーカー、DEキャンプマン、WRドライバー、OGクレム、LBバーネット、チャージャーズのショッテンハイマーHC。