グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月 6日
- ビルズがグリーンベイに到着し、夕方から合同練習を行った(写真・地元ニュース映像)。
- パッカーズ警備部長のジェリー・パリンズによると、なんと5000人ものファンがつめかけたとのこと。「私が警官だった1960年代から見ているが、こんな人出は初めてだ」
- 心配された合同練習だったが、初日は非常に落ち着いた内容で、小競り合いなどは全くなかった。両ヘッドコーチとも、練習内容については満足している様子。
- QB陣で最も目立っていたのがルーキーのQBアーロン・ロジャース。ビルズの2nd、3rdチーム相手ではあったが、この日はファーヴよりもシャープな出来だったようだ。11on11練習ではTEマキューに27yds、RBフィッシャーに35ydsと、ミドルに長いパスを成功。1on1のパスカバレッジ・ドリルでは9/13で35ydsのTDを2つ。7on7では5/6で55ydsと60ydsのTDパスを成功させている。ベヴェルQBコーチが喜んでいるのは、パスの正確さよりもポケットでの落ち着きや相手ディフェンスの読みが良かったこと。
- このところ明らかにQBロジャースに劣る出来のQBノールとQBオサリバンだったが、この日も状況は変わらず。11on11練習では、ノールは2/6で被サック1、オサリバンは出番さえもらえなかった。
- 注目のP B.J.サンダーだが、この日は今キャンプで最高の出来。敵陣45ydsからの3回のパントは、それぞれ敵陣8yds、3yds、6ydsへ。自陣33ydsからの2回のパントは52ydsと47ydsで、どちらも滞空時間はじゅうぶんだった。
- ビルズの大型DTサム・アダムズに対しては、CフラナガンとRGヘリオンのコンビはかなり苦戦を強いられた。いっぽう2nd、3rdチーム同士の対戦では、Cウェルズ、LGルーガマー、RGウィティカーのパッカーズ側が全般的に優勢だった。
- このところ大好評のドラフト外ルーキー、Cクリス・ホワイトには、1シリーズだけだが1stチームでプレーする機会が与えられた。
- LTクリフトンはビルズの先発DEアーロン・ショウベルをしっかりコントロールできていたが、フォルススタート1回。
- DL陣では、DEカビーア・バジャ=ビアミラがビルズのLTマイク・ガンディから2サックを奪った。しかしオフサイドを3回も犯していては自慢にはならない。DT/DEカレン・ジェンキンズもパスラッシュドリルでよい動きを見せていた。
- CBトーマス(ふくらはぎ)に代わって1stチームに入ったCBアマド・キャロルだったが、長めのパスを3回ほど許してしまった。ルーキーのCBマイク・ホーキンズはなかなか良い出来だったようだ。
- CBアル・ハリスは大腿四頭筋を痛めて途中退場。それまでは、WRエリック・モウルズ相手に互角以上のカバーを見せていた。まだ未定だが、金曜夜の合同スクリメージは大事をとって休ませるかも。
- グリーンベイのユニークな伝統、「キッズファンの自転車で移動」をビルズ選手たちも体験(写真)。ウィスコンシン大出身のSトロイ・ヴィンセントは、「以前からテレビで見ていて、一度やってみたいと思ってた」と喜んでいる。
- ビルズの中のウィスコンシン大出身選手、Sトロイ・ヴィンセントやWRリー・エヴァンズのプレーには温かい声援が送られた。「相手チームのホームでプレーしているのに、珍しいことだよね。ファンが覚えていてくれるのは嬉しいよ」とエヴァンズ。
- 昨日ハムストリングを痛めて退場したLTブラッド・ベデルだが、心配されたほど悪くはなく、自力で歩き回っている。「非常に勇気付けられた」とシャーマンHCはホッとした様子。しかし当分は練習復帰は無理だろう。
- ドラフト外ルーキーのRBチャズ・ウィリアムズが足首を骨折してしまった。長期離脱となりそう。
- LBバーネット(足首)は練習に復帰。
- 先日膝蓋骨を骨折したRBクリス・ロバートソンが解雇され、RBデリック・ジョーンズと契約。ノースウェスタン州立大(ルイジアナ州)出身のドラフト外ルーキーとのこと。