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Day 3: LTブラッド・ベデルの成長
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月 2日
- 注目の1巡指名ルーキー、QBアーロン・ロジャースが初の練習参加。午前の練習はやや不安定だったが、午後には調子を上げて、11on11のパス練習で9/12、WRウォーカーへの35ydsTDパスも決めた。「非常に良かったね。(契約がまとまったことで)昨夜はよく眠れたようだ。彼はプレーをちゃんと理解してる」とシャーマンHC。プレー理解が順調に進んでいるとはいえ、まだ与えられたプレーの数(種類)が少なく、頭脳面での負担を軽くしてある。
- 未契約の間、QBロジャースは新しく買った(グリーンベイの)家の裏庭で兄を相手に肩慣らしを続けており、「兄貴の手は腫れ上がっちゃってるよ」と記者を笑わせている。合宿では2巡指名のWRテレンス・マーフィと同室とのこと。インタビュー映像はこちらから。
- QBブレット・ファーヴも徐々に調子を上げている。午後の練習は休養となるため、珍しいこういう姿でQB陣をサポート。「ブレット・ファーヴと一緒にプレーできる人生なんていいなあ。ブレットがいると、なんかトレーニングキャンプって感じがしないんだ。ギャグを飛ばしたりして楽しんでる。ブレットはほんと面白いよ。より親しくなるのがすごく楽しみ」とQBロジャース。
- TEフランクス不在のため1stチームでプレーしているTEデヴィッド・マーティンが、土曜日の練習で鼠蹊部を痛めて日曜日は全休となった。今年もまた、である。2001年の入団から昨年まで、4回のトレーニングキャンプで47回(午前午後で2回と数える)の練習を休んでいる。今回のケガも深刻なものではないが、復帰するとしてもだましだましの練習参加になるかもしれない。
- TEフランクスのホールドアウト、TEクロスの自主退団、そしてTEマーティンの負傷によって、TE陣はベン・スティール、ショーン・マキュー、スティーヴ・フレミングの3人。今がアピールする大チャンスと言えるスティールは、堅実なパスキャッチを続けており、ミニキャンプでの低評価を覆す勢い。
- 過去2年ほどは不安が大きかった控えの左タックルだが、今年はブラッド・ベデルの評判がいい。ランブロックはさほど期待できないが、LTの最大の仕事、パスプロテクションが安定している。この日も1on1のパスブロッキングドリルでDEトゥルーラックを寄せ付けず、春先からコーチ陣が高く評価していたことを裏付けている。
- 春に腓骨を疲労骨折したCBクリス・ジョンソンは復帰に手間取り、まだチーム練習に参加できない。フィジカルテストに合格しないため、DTグレイディ・ジャクソンと同様にPUPリスト入りして別メニューのトレーニングを続けているのだ。走ること自体はできているので、ハードな練習にも耐えられると判断され次第、復帰の許可が出るはずなのだが。
- 昨日の練習を途中退場したWRウォーカー(背中)とCBハリス(つま先)が、早くも練習に復帰。CBトーマス(ふくらはぎ)も午後の練習には参加した。
- 午前の練習終了後、"Autograph Sessions"つまりサイン会が行われる日が多い(練習スケジュール参照)。練習を見学するファンにランダムで入場券が配られ、登場する選手は日替わり。日曜日はQBファーヴも参加した(写真)。もちろん落選したファンも、スタジアムと往復する選手にサインをねだるのは自由だ。
- シャーマンHCの発案による、"Packers Ball Kid"のシステムが始まっている。毎朝練習開始前に、集まったキッズファンから抽選で1人が選ばれ、フィールドに入って選手たちのそばで、用具スタッフの手伝いが出来るのだ。練習を手伝ったご褒美として、Tシャツ、お楽しみ袋、選手やヘッドコーチとの記念写真、そして上記のサイン会の券も貰えることになっている。例えば、キャンプ初日の当選者はこの子。2日目は女の子だった。