グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年7月16日

ロースター展望 C編

マイク・フラナガンを中心に、質量ともに十分なポジション。昨年は2番手センターのルーガマーが、フラナガンのケガのため、11試合に先発出場した。しかし今年はプロ2年目のウェルズを2番手とし、ルーガマーにはガードで先発争いをさせている。ロースター枠はOL全体で9人。センターの控えは1人だけなのが普通だが、ルーガマーがロースターに残ることになれば、センターを3人確保できることになる。

マイク・フラナガン Mike Flanagan

今年でプロ10年目の31歳。UCLAから1996年のドラフト3巡で入団したが、1年目に脚の大ケガを負い、3年目まで棒に振った。ようやく4年目からCウィンタースに次ぐ2番手となり、2001年からスターター。順調に評価を上げ、2003年にはプロボウルにも出場している。LTクリフトンが戦線離脱した2002年には7試合にわたって左タックルを務めた。軽量ながらアスレチック能力が非常に高い。RGリヴェラが抜けた今年はOL陣最古参となり、リーダーシップも期待される。

昨年はヒザの手術のために第4週以降を全て欠場したが、今春のリハビリは順調で、すでにミニキャンプからフル参加できている。来春にはフリーエージェントとなるが、「来年はウェルズに世代交代させてよいのでは」と見る地元記者も一部にはいる。

スコット・ウェルズ Scott Wells

テネシー大出身、昨年のドラフト7巡指名。昨季はプラクティス・スクワッドでシーズン開幕を迎えたが、上記フラナガンの戦線離脱とともにロースター昇格。さらにルーガマーも負傷欠場した2試合に先発出場、十分な働きを見せて首脳陣の信頼を勝ち取った。188cmと小柄ながらパワーとボディバランスに優れ、高校時代に全国チャンピオンだったレスリングの経験を活かしている。精神的にもタフ。

グレイ・ルーガマー Grey Ruegamer

ガードの項も参照のこと。昨年は2番手センターだったが、今春はガードとして再契約し、新先発の座を争っている。もし上記2人にケガがあれば、彼が2番手センターも兼ねるだろう。

クリス・ホワイト Chris White

サザンミシシッピ大出身のドラフト外ルーキー。身長6フィート2(188cm)、体重285ポンド(129kg)とサイズが小さい。大学では主に左タックルをプレーしていたようだが、パッカーズではセンターとガードをやらせている。

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