グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年6月27日

ドラフト指名選手紹介 11: OGウィリアム・ウィティカー

7巡32位 OG ウィリアム・ウィティカー William Whitticker
Michigan State Senior 6-5(196cm) 336lb(152kg) 40yds/5.36秒 1982年8月2日生

経歴 : インディアナ州マリオン出身。 高校では3年間、先発OTとして活躍し、有力ラインマンとして注目を浴びる。ミシガン州立大に進み、レッドシャツを経た1年目から早くも先発に定着。ガードだけでなくセンターも経験したようだ。しかし2年目には、コーチの交代もあり、先発の座を失った。3年目は控えで過ごし、4年目の昨季にようやくスターターに復活した。

Strengths : 素晴らしいサイズがあり、その割りにクイックネスや瞬発力もある。ランブロックはパワフル。手の使い方が上手く、嫌らしいプレーができる。ガードだけでなく、センターやタックルも経験があり、ヴァーサタイル。

Weakness : 体重過多の問題を常に抱えており、体重が重いときはクイックネスも鈍ってしまう。第二列(LB)へと向かう動きはあまりスムーズでない。ボディバランスはいまひとつ。テクニックや判断力を磨く必要がある。パワフルなランブロックと比べるとパスプロテクションは向上の余地あり。

メンタル面 : 性格は良いと言われているが、それ以外はよくわからない。

健康面 : シーズン最後のラスベガス・ボウルでヒザの内側側副靭帯(MCL)を断裂してしまい、十分なワークアウトはドラフト直前になるまでできなかった。"Pro Day"でワークアウトをした時も状態はまだ90%で、そのためにドラフト指名順位が下がった、と本人は残念そう。大学ではケガのために欠場したのは1試合のみ。

パッカーズにとって : ウィティカーの本職である右ガードは、RGマルコ・リヴェラが抜けたばかりなのでちょうどよい。6月のミニキャンプでは、右ガードだけでなく右タックルもプレーさせてみたようだ。2回のミニキャンプでの評判はまずまずよかった。

OL陣のロースター枠は通常9人、多い年で10人。両先発が抜けたガードは競争が激しく、ウィティカーがロースター入りするにはよほど頑張らなければならない。ダメだった場合はプラクティス・スクワッド入りが濃厚だ。

etc. : ランボーフィールドでプレーするのがずっと夢で、もし指名されなくてもドラフト外でパッカーズに入るつもりだった、とのこと。契約はすでに済ませてある。総額$1.607 ミリオンの4年契約で、契約ボーナスは$41,000ドル。

カテゴリ : Draft, Player