グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年6月13日

QBアーロン・ロジャース

1巡指名ルーキーのQBアーロン・ロジャースは、まだフィールド上ではプロのオフェンス習得に苦しんでいるが、オフ・フィールドでは、すでに先輩たちのリスペクトを勝ち取りつつある。「過去の1巡指名ルーキーたちと比べて、彼は人の神経を逆撫でするようなことはない。トラッシュ・トークなどはせず、できる限りのことを学び取ろうとしている。長期的に見れば、こういったことは必ず彼のためになると思う」とCフラナガン。

ロジャースとロッカーが隣同士のKロングウェルは、「彼はすごく自信を持っているが、決してうぬぼれや自信過剰ではない。ちょうどよいバランスを保っていると言えるよ。だって、あのポジションは、自分に自信がなければプレーできないからね」と証言する。

先週火曜日の夜、ロジャースはオフェンスラインマン全員をディナーに招待して好評だった。普通に考えて、彼ら巨漢たちの腹を満たすだけでも大変なコストだ。 「ルーキーがどんなヤツか、誰だって知りたいものだからね。僕は別に媚びているわけじゃない。僕としては、自分が毎日しっかり働き、強いエゴを持たず、チームに溶け込もうとしている、といったことを知ってもらいたい。僕の出番が来た時のためにも、僕がどんなヤツか彼らは知っている必要がある」

ドラフト直後のミニキャンプでは、長ったらしいプレーコールをハドルでコールするだけでも苦労した。「しかし今では、"いいかみんな、こうして行こうじゃないか"という感じになっているよ。強引なのではなく、"僕が話すときには、しっかり聞くんだ"という感じだね。彼がいつスターターとしてプレーするかは分からないけど、その時のために今から尊敬を得ておく必要があるんだ」とOTブラッド・ベデル。

ロジャースは、ミニキャンプ後も3週間はグリーンベイに留まって、オフェンスの勉強を続ける予定だ。「ハドルにおける自分へのリスペクトとは、2つのことで決まってくると僕は思う。普段からどのように仲間を扱うか、そしてフィールド上でのパフォーマンス。僕がフィールドでの進歩を続け、仲間が僕のことをよく分かってくれるようになれば、お互いへのリスペクトが生まれてくると思う」

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