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Notebook: QBマクブライエン解雇
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年6月12日
- NFLヨーロッパに派遣していたQBスコット・マクブライエンを解雇した。パス1722yds、成功率53.5%、13TD、12INT、レーティング76.6。現状では5番手QBであり、トレーニングキャンプやプレシーズンで投げる機会は非常に少ないことが予想されていた。
- QBのロースター枠は通常3人のため、マクブライエンの解雇により、クレイグ・ノールとJ.T.オサリバンのロースター争いに焦点が絞られることになる。キャンプで敗れた方が解雇またはトレード材料となる。
- ホルダー問題について心配が募るKライアン・ロングウェル。「アーロン(ロジャース)とクレイグ(ノール)に僕は言ったんだ。『プレッシャーをかけるわけじゃないが、ホルダーの仕事をどれだけ頑張るかが、2番手QBの座を決めるかもしれない』ってね。過去2シーズンで、僕はFGを7本失敗した。先週のミニキャンプの初めの10本のトライだけで、(未熟なホルダーのせいで)同じぐらいのFG失敗をしてしまった」
- WRジャヴォン・ウォーカーのホールドアウトについて。昨年のCBマッケンジー問題と違うのは、マッケンジーが「どうしてもトレードに出せ」とひたすら退団を望んでいたのに対し、ウォーカーは契約延長(つまりビッグマネー)だけが希望で、「ダメならトレードに」とは全く望んでいないこと。実際にどこまでホールドアウトを続ける覚悟なのか、7月末のキャンプ開幕が注目される。
- DTクリディアス・ハント問題について。詳細は不明だが、自分のだらしなさのために首脳陣からにらまれ、そのことで嫌気がさしてミニキャンプをサボったという印象だ。WRウォーカーと違い、実力面の評価は下がる一方で、今回のミニキャンプ欠席についても「まったく何を考えているやら」と地元メディアから嘲笑されている。あとはいつ解雇するかだけが問題で、「いっそのこと早く解雇してくれ」と本人も望んでいるかもしれない。今年のサラリーが$1.25ミリオン、来年が$2.8ミリオンでは、トレード相手を見つけるのはたぶん無理。
- ハントの後釜となるべく先発DTの座を争うのは、カレン・ジェンキンズ、コーリー・ウィリアムズ、ドネル・ワシントンの2年目トリオか。
- ファーヴ夫人のディアナは乳がんの治療終了後初めての検査をミルウォーキーの病院で受け、「どこも問題なし」との診断。「病院へ向かう間じゅう祈っていました。大丈夫だとは思っていたけれど・・・」とホッとした様子。
- 8月5日に開催される"Packers Family Night"(先月の記事)のチケットは先週土曜日に発売されたが、わずか3時間で完売。ブローカーは定価$8ドルのチケットを$40ドルで扱い、eBayにも200枚以上のチケットが出品されている。チケットを買えなかったファンからは、「これでファミリー・イベントと言えるのか。このようなことを防ぐために、なぜ購入枚数の制限を設けなかったのか」と球団サイドを非難する声が上がっている。