グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年5月17日

WRウォーカー主催のチャリティ・ゲーム

WRジャヴォン・ウォーカー主催のチャリティ・ソフトボール・ゲーム、"Big Hit Celebrity Softball Slam"がミルウォーキーで開催され、13,447人ものファンがミラー・パークに集まった。ウォーカーを含め大物選手たちの契約問題をこじらせてリーグ中の怨嗟の的になっている代理人、ドリュー・ローゼンハウスが打席に立つとものすごいブーイング。彼がショートゴロに倒れると、この日最大の歓声が上がった。でも本人はへっちゃら(写真)。

パッカーズからは、LBバーネット、RBダヴェンポート、Gルーガマー、DE/DTウィリアムズ、LSロブ・デイヴィスが参加。元ウィスコンシン大からはRBマイケル・ベネット(現MIN)、Cアル・ジョンソン(現DAL)、OGジョー・パノス(元PHI・BUF)。 その他にも、クリス・ウィッティ(女子スピードスケート金メダリスト)、タラ・リード(女優 写真)、テリー・ポーター(NBAミルウォーキー・バックスHC)、サム・キャセール(NBAミネソタ・ティンバーウルヴズ、元バックス)など多数の有名人が参加。試合は、LBバーネット率いる"Hitters"チームがウォーカー率いる"All Stars"を9対8で下した。

契約問題でイメージが低下しているにもかかわらず集まってくれたファンにウォーカーは感謝の念を表し、「素晴らしい数のファンが集まってくれた。チャリティが上手くいってとても嬉しい。大事なのはそこだ。僕がここに来たのは、人々のためだ。僕は逃げ隠れするような人間じゃない。ファンはこうしてチケットを買って集まってくれた」と語っている。彼はイベント終了後も、片付けが進み照明が消されるまで一人残って、ファンへのサインに精を出していた。

チーム側が契約延長を拒んだ場合はトレード要求をするのか、と聞かれると、「そこまで厄介なことにはならないと思うよ。僕はどこへも行きたくない。僕の状況は、(契約でもめている)他の多くの選手たちとは違うんだ。トレード要求のようなひどいことにはならないと思うし、なってほしくない。僕はウィスコンシン州を愛しているから。今日の結果を見ても、人々は僕のためにこのイベントに集まってくれた。僕はどこへも行かず、このイベントを毎年続けていくつもりだ。できればもっと大きくしたいね」

6月のミニキャンプには姿を現すのか、と聞かれ「イエス」と答えたウォーカーだが、ランディ・モス(2001年に$75ミリオンの8年契約)級の契約を望んでいるという報道もあり、まだまだ楽観を許さない。

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