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Unfinished Business
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年4月27日
- 今年もまた、ドラフトで即戦力のパスラッシャーを獲得することができなかった。FAでもここは全く強化されておらず、パスシチュエーションでのラッシュはどうするのか。「しっかりコンテインできれば、必ずしもスピードラッシャーでなくてもいい。パワーラッシャーたちがポケットをプレスしてくれれればいい」とベイツDCはやや苦しい答弁。しかし、「マイアミ時代よりもインサイドのパスラッシュは良い」とのこと。
- 「この15年で、今回ほどしっかりしたディフェンシブラインのデプスを持てたのは初めてのことだ。『あまり良いDLじゃない』という人もいるだろう。決してそんなことはない、能力はある。我々はそのレベルを引き上げ、大きな進歩をDLから引き出すことになるだろう」とベイツDC。特に、カレン・ジェンキンズ、ドネル・ワシントン、ケニー・ピーターソン、コーリー・ウィリアムズといった2年目・3年目の若手たちの潜在能力について、大きな自信を持っていると強調している。
- 今ドラフトでベイツDCのお気に入りはDEデマーカス・ウェア(1巡11位でDAL)だったらしい。まさにベイツDC好みのスピードラッシャーだが、しょせん高嶺の花だった。
- ドラフトでミドルLBを獲得しなかったことで、LBニック・バーネットがミドルLBとして今週のミニキャンプに臨むことに決定した。「ウチのスキームでは、ミドルラインバッカーは特別なアスリートでなければならない。多くのタフなマッチアップに直面する。ニックにはそこでプレーできる能力がある」とベイツDC。
- ベイツDCはさしあたってナイル・ディッグスをウィークサイド、再契約したハンニバル・ネイヴィーズをストロングサイドへと、暫定的には昨季と同じ布陣を考えている。その2人に加えてレイ・トンプソンの3人を、両サイドで交代させながら試していく、とのこと。
- ベイツDCはCBアル・ハリスの能力全般について大きな信頼を寄せているようで、スターターの座は全く揺るぎなし。いっぽうCBアマド・キャロルについては、「彼はポジションのために競争しなければならない」と語り、若手同士であくまで争わせる意図を明らかにした。
- ドラフト外ルーキーとして、テキサス大エルパソ校のパンター、ブライス・ベネコスと契約。6チームからの誘いがあったが、$5000ドルの契約ボーナスを提示したパッカーズへ。身長196cmの大型パンターで、脚力が強く、今年のルーキーの中では上位に評価されていた選手。ずっとホルダーを兼ねており、また大学の最初の2年間はキックオフもこなしていた。「彼のサイズや脚力はとてもいいと思う。まだ荒削りで、決して完成品ではない」とボナメイゴSTコーチ。
- NFLヨーロッパで一応トップを争っているPサンダーについては、「全てのパントをテープでチェックしているが、いろいろな点で進歩が認められる。彼はこれまでステップの改善に努力してきたが、私は結果しか認めない。彼が3ステップで安定してボールを蹴れるのなら、それでいい」とボナメイゴSTコーチ。