グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年4月22日

DEキャンプマンの残留が正式に決定

パッカーズはヴァイキングスからのオファーシートにマッチし、DEアーロン・キャンプマンは1年契約で残留することが決定した。これで今年のパッカーズのRFA選手は全員が残留することになった。契約ボーナスが$50万ドルでベースサラリーが$70万ドル、合わせて$1.2ミリオンとのこと。どこも手を出さなければ$656,000ドルだったのだが、ちょっかいを出されないためには$1.43ミリオンのオファーをパッカーズがしておくことが必要で、それよりは安く済んだことになる。

ヴァイキングスのブレジンスキ副社長は、「我々としては気に入った選手を狙ってみたのだが、あちらもマッチするだろうとは予測していた」と語っている。キャンプマンにオファーをしたのは地区内ライバルの足を引っ張るためか、と聞かれると、「否定はしない。しかし5巡指名権が関わっているわけだし、あの選手に関して我々は真剣だった」

$544,000ドルの昇給を手にしたDEキャンプマンは、「必要なら妻と息子(1歳2ヶ月)を連れて引っ越す用意はできていた。よい結果が出て嬉しいよ。一進一退の話し合いを続けてきたわけだけど、今は、少なくとももう1年ここにいられるのが嬉しいし、僕をキープする価値があるとグリーンベイが認めてくれたことに感謝している」と喜びを語っている。

長期契約に向け今後も話し合いを続けていくことは両者とも認めている。トンプソンGMは、「我々はアーロン・キャンプマンを高く評価しているし、残ってもらいたいと思っている。(契約延長を望むのは)さほどに複雑なことではない。今後も契約延長に向けて話し合いを続けていくが、さしあたってはRFA選手への我々の権利を行使し、オファーにマッチした、ということだ」と説明している。キャンプマン側の代理人は、「上り坂にある選手には、どのチームも長期契約を望むものだ。我々も反対するようなことはない。ただし、今すぐにどうこうということはない」

ただ実際のところ、将来的なキャンプマンの存在価値は、今週末のドラフトに大きく左右されることになるだろう。もしそこで有力なディフェンシブエンドを獲れれば、わざわざキャンプマンに長期契約を与える必要はなくなるからだ。サラリーキャップ的には、現在パッカーズには$5ミリオン以上の空きがあるはずで、今年のキャップ額を多少安くするために契約延長をする必要はない。「我々としては(今の$1.2ミリオンのままで)問題ない」とトンプソンGM。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player