グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年4月 4日

Sアーテュロ・フリーマンがGB訪問へ

穴の多いパッカーズのディフェンス陣の中でも、最も大きな穴はセーフティ。ダレン・シャーパーとバウ・ジューが抜け、昨季期待はずれだったマーク・ローマンが残るだけ。ドラフト上位で指名するとしても、ある程度計算できるベテランの獲得が必要なのは明らかだ。ここまでセーフティ補強にはほとんど動いてこなかったパッカーズだが、ようやく今週、元ドルフィンズのSアーテュロ・フリーマンが訪問してくることになった。

現在28歳のSフリーマンは、ドルフィンズ一筋で5年間プレーし、2年目からは全試合出場を続けている。プロ3年目の2002年には先発ストロングセーフティに昇格したが、翌2003年はサミー・ナイトの加入で再び控えに戻った。昨年も元パッカーズのアントワン・エドワーズとの先発フリーセーフティ争いに敗れ開幕当初は控えだったが、ウォンシュテッドHCが辞任してベイツDCが暫定HCとなると、Sエドワーズは解雇されフリーマンが先発FSとなった。

一般的な評価は、「大学時代にCBも経験したようにスピードがあり守備範囲が広く、パスカバー能力に優れる。サイズがなくブロッカーを振り払うことができないのでランサポートは得意ではない。嗅覚の優れたタイプではなく、ビッグプレーは少ない」といったところ。この2月にキャップ対策のために解雇され、フリーエージェントとなっているが、今のところ獲得に乗り出すチームは現れていない様子。

Sフリーマンはキャリアを通じてジム・ベイツDCの下でプレーしてきた。ベイツDCは彼の能力をよく分かっており、彼もまたベイツDCのディフェンスをよく知っている。「彼は我々のシステムを知っている。先発経験も豊富だ。能力評価は人事部門が行い、彼を招んで見てみようということになった」とベイツDCは説明している。

カテゴリ : Contract/Personnel