グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年3月24日

今年のパッカーズは"Compensatory Pick"なし

前年にフリーエージェントで失った戦力が大きいチームには、損失の大きさに応じて、3巡から7巡までの "compensatory draft picks"がリーグ側から配布されるが、今年のパッカーズは全くもらえないことが判明した(全リスト)。例えば、昨年DEジェヴォン・カースを失ったタイタンズは、今年の3巡33位指名権をもらえることになった。なお、リーグ側がどのような基準を元に算出しているのかは不明だ。

この指名権は、それぞれの巡で、32球団の指名が終った後に各巡33位から付け足す仕組みになっている。また、このシステムによって受け取ったドラフト指名権は、トレードに出すことはできないルールになっている。

昨年のパッカーズは、7巡指名権を1つもらった。一昨年にDEホリデイやCBタイロン・ウィリアムズなどを失い、LBネイヴィーズ、FBルーチー、Cルーガマー、DEウォコーリーを獲得、失った方が少し大きいと判断されたためだ。昨年はSエドワーズとPビドウェルなどをFAで失い、獲得したのはSローマンなど。損失はほとんどないと判断されたことになる。

これにより今年のパッカーズのドラフト指名権は(今後トレードがなければ)、以下の7つとなった。

1巡(24位)
2巡(19位)
2
巡(26位)
3
巡(25位)
4巡(24位)
5
巡(7位)
6巡(6位)

2巡(19位)はCBマッケンジーのトレードでセインツから受け取ったもの。7巡指名権は2年前にCBデリック・コームズをチーフスから獲得した時に(条件付きで)手放している。5巡と6巡の順位が高いのは、昨年、Sアンダーソンをレイダーズにトレードした時にもらったものだから。逆に、もともとパッカーズが持っていた5巡・6巡指名権は、昨夏のDEトゥルーラックのトレードでチーフスに渡してしまった。

カテゴリ : Draft