グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年3月19日

QBピダーソンが私立高のヘッドコーチに

長い間パッカーズの控えQBを務めてきたQBダグ・ピダーソンが、NFL12年のキャリアに終止符を打ち、故郷ルイジアナ州の高校Calvary Baptist Academyのヘッドコーチに就任することになった。「コーチングこそ自分の将来だ、と僕は常に思っていた。情熱を傾けて高校フットボールのコーチに打ち込みたい。(現役を引退することについては)今こそ前に進む時だ、と心で感じたんだ」

「そう決めてからは、NFLチームと契約できなかったらどうしよう、と心配して眠れないようなこともなくなったよ。それはもう過去のこととして、僕はドアを閉めることができる」とピダーソン。彼の一家は同州モンローに住んでいたが、この高校のあるシュリーヴポートに引越し、3人の息子(10歳、7歳、2歳)も将来この学校に進む予定とのこと。(余談だが、この高校のロゴがパッカーズそっくり)

1991年、ノースイースト・ルイジアナ大からドラフト外でドルフィンズ入りした彼は、ワールドリーグを経て3年目シーズンの半ばにようやくロースター入り。1995年夏に解雇されると、1ヶ月ほどトラックの運転手をし、シーズン途中でパッカーズに加わった。1999年にはイーグルスに移りマクナブへのつなぎ役、翌2000年にはブラウンズでティム・カウチへのつなぎ役として、2年で17試合に先発した。結局スターターとして成功しなかった彼は2001年にグリーンベイに戻り、2番手QB兼すぐれたホールダー兼ファーヴの親友、という役割でチームを支えてきた。

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