グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年2月13日

FBヘンダーソンのプロボウル日記 3

練習は順調に進んだが、僕自身の練習量は、思ったよりも多い。他のポジションの連中は交代で休めるけど、自分はチーム唯一のフルバックだから。まあ僕が働き者だということはみんな知っているし、仕事が多いのは気にならない。新しいオフェンスにアジャストするのも難しくなかった。ファルコンズのスタッフが持ち込んだオフェンスはパッカーズのとよく似ている。多少用語は違うけど、パッシング・ゲームやパスプロテクションは、僕らのものとすごくよく似ている。

僕はスペシャルチームの全ユニットでプレーすることにもなっている。自分の得意分野でもあるから、これは嬉しい。NFCのチームメイトたちも、プロ入りしてすぐにスターターになったのではなく、スペシャルチーマーを経験したやつが多く、今もスペシャルチームでプレーする選手も多い。いいチームになると思う。

他チームから来た選手たちと一緒に練習して素晴らしいのは、普段は敵対している選手と親しんで、励ましあったりできることだ。ダンテ・カルペッパーとドノヴァン・マクナブは、腕を広げて僕をオフェンスに招き入れてくれた。練習でも、必ず僕のルートをチェックして、できるだけこちらに投げてくれる。

仲間の選手たちが僕のことをすごく尊敬してくれることには驚かされる。僕も同じように彼らを尊敬している。僕はキャリアを通じてブレットの後ろでプレーしてきたから、彼がいないのはなんとなく不思議な気分だ。でも同時に、ブレット以外の素晴らしいQBたちと一緒にプレーするのはどういうものか、今回知ることができる。

金曜日は、写真撮影の日だった。僕にとっては、練習や試合と同じぐらい楽しみにしていた日だ。伝統にのっとって、選手たちはプロボウルのユニフォームを身に着け、若くかわいいハワイ女性に囲まれて写真を撮る。本当に楽しいのは、このイベントには家族たちも参加できることだ。息子や妻や弟や妹や父や高校のコーチが、ただスタンドから見守るのではなく、下に降りてきて、他の選手たちと一緒に写真を撮り、この雰囲気を一緒に楽しむことができる。

ここに来る前には予想もしていなかったことだが、従弟のRBルディ・ジョンソン(CIN)がプロボウルに繰り上げ出場できることになった(カーティス・マーティン欠場のため)。僕と彼は2人とも、ヴァージニア州のトーマス・デール高校の出身。僕がプロ入りした年、高校で自分の背番号が永久欠番になるセレモニーに出席したが、当時高校1年だったルディは、その時の試合で一軍デビューを果たした。2人がともにプロボウル選手にまでなれたのは素晴らしいことだし、その高校のコーチがここにいて、喜びを分かち合ってくれるのだからなおさらだ。

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