グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年2月12日

ターナー・ギルがdirector of player developmentに

エドガー・ベネットのRBコーチ就任で空席となった"director of player development" に元ネブラスカ大のターナー・ギルが就任することになった。公私両面で選手とその家族の面倒を見るのが仕事で、選手とコーチとの橋渡し役でもある。新入団選手の部屋探しから、金銭面でのアドバイス、引退後への準備など、選手たちがプロ生活、グリーンベイ生活に適応していけるよう、さまざまな相談に乗る。また、ベネットのとき同様、オフェンスのアシスタントも兼ねるとのこと。

現在42歳のターナー・ギルは、テキサス州フォートワース出身。1981年から1983年まで、名門ネブラスカ大のエースQBとして大活躍し、通算28勝2敗の成績を収めた。1983年にはごくわずかの差でマイアミ大に敗れて全米王座を逃したが、彼はハイズマン賞の最終選考にまで残った。その後(オプションQBだったためか)NFLからはドラフト指名されず、CFLで2年間、野球のマイナーリーグで3年間プレーした。

1990年に母校ネブラスカ大でコーチ修行を始め、1991年にはサザンメソジスト大でWRコーチとなった。1992年からは12年間にわたって古巣ネブラスカ大でQBコーチを務め、2003年にはアシスタントヘッドコーチの肩書きも加わった。しかし昨年ビル・キャラハン(元OAK)がヘッドコーチとなると、ギルはWRコーチとなり、昨年12月に自ら辞任。その後、ニューメキシコ州立大とサム・ヒューストン州立大のヘッドコーチ職の面接を受けたが、オファーはされなかったとのこと。

ギルがCFLモントリオールでQBをした時のコーチが現在パッカーズのロスリーOC。サザンメソジスト大でWRコーチをした時にはロスリーはヘッドコーチだった。ここ数年、彼をパッカーズのWRコーチやRBコーチの候補として面接に呼ぼうとしたことが何度もあったが、彼はネブラスカに残るために断っている。彼はまた、高校選手を勧誘する、優れたリクルーターとしても知られている。

カテゴリ : Coach/Front Office