グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年2月 6日
- かつてパッカーズに在籍し、今回のスーパーボウルに出場する選手は、イーグルスのRBドーシー・レヴェンズ(GB在籍1994-2001)、LBネイト・ウェイン(2000-2002)、TEジェフ・トマソン(1995-1999)、ペイトリオッツのLGジョー・アンドルージ(1997-1999)の4人。スターターはOGアンドルージのみ。
- トマソンは2002年いっぱいで引退して建築関係の仕事をしていたが、TEチャド・ルイスの負傷欠場のため、このスーパーボウルだけのために急きょ呼び戻された。
- RBレヴェンズとTEトマソンはパッカーズで優勝経験があり、LBウェインはルーキー年にブロンコスで優勝を経験している(スーパーボウルには出場せず)。アンドルージはペイトリオッツですでに二度の優勝を経験している。
- LGジョー・アンドルージはパッカーズのRGマルコ・リヴェラの親友で、経歴もよく似ている。
- 大学は違うがともにニューヨーク出身。リヴェラは1996年のドラフト6巡で、アンドルージは翌1997年にドラフト外で、パッカーズに入団している。どちらも(1年違いだが)NFLヨーロッパのスコティッシュ・クレイモアズでプレーした経験を持つ。1999年にはパッカーズの先発両ガードとしてともにプレーしたが、ヒザの悪かったアンドルージは2000年の開幕前に解雇され、ペイトリオッツでスターターとなった。
- 親友のリヴェラとアンドルージは、毎年7月の休暇をアラスカで家族ぐるみで一緒に過ごし、キングサーモンを釣るのを楽しみにしている。Cフラナガンや元OGアーロン・テイラーも参加することがあるが、リヴェラとアンドルージのコンビが一番熱心なのだという。
- いまは亡き偉大なディフェンシブ・コーディネーター、フリッツ・シャーマー(GB在籍1994-1998)の甥のパット・シャーマーが、イーグルスのQBコーチを務めている。
- フリッツは1999年に食道がんでこの世を去り、フリッツの弟でパットの父ジョー(整形外科医)も、1996年に肺がんのため54歳の若さで亡くなっている。
- 面白いことに、フリッツの息子スコットは叔父のジョーと同じく医学を選んで心臓内科医となり、ジョーの息子パットは、伯父フリッツと同じ道を歩んでNFLのコーチとなった。
- ミシガン州立大でセンターとして活躍したパット・シャーマーは、パッカーズにドラフト外入団したがキャンプ中に解雇され、まもなく母校でコーチのキャリアを始めた。時おりグリーンベイの伯父フリッツを訪ねたパットは、そこで当時パッカーズのTEコーチだったアンディ・リードの知遇を得て、リードが1999年にイーグルスのヘッドコーチとなると、イーグルスのTEコーチに。3年後にはQBコーチとなり、師匠のリードと同じように出世してきている。「伯父フリッツはいつも言ってくれたよ。『パット、NFLに行けるよう、死に物狂いで頑張れ。そしてNFLに入れたら、そこに留まれるようにさらに頑張るんだ』ってね」