グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年1月27日

マーク・リリブリッジの司法取引が成立

昨年9月、スポーツバーの外で女性を暴行した罪で告発されたマーク・リリブリッジ(パッカーズの元プロ人事副部長)の件(10月の記事参照)について、本人と検察側との司法取引が成立し、投獄は避けられることになった。検察側は第二級の重い性的暴行罪から第四級(許可なく性的接触をした罪)に下げる代わりに、リリブリッジは罪を認め、保護観察処分と200時間の公共奉仕、被害者への謝罪の手紙を書くことが判事から言い渡された。

刑務所行きがなくなった理由については、犯罪歴がないこと、途中(キスの先)までは明らかに両者合意の上だったことが挙げられている。さらに判事は、「事件の結果として彼の職歴が大きな影響を受けた」ことを指摘している(つまり日本で言う社会的制裁)。じっさい彼はこの月曜日に、パッカーズに辞表を提出している。「彼はこの判決のために職を失ったのだ」と弁護士。

処分を受け入れたリリブリッジは、涙を流しながら、被害者女性と妻と家族に対する謝罪を行った。弁護士によると、パッカーズを辞めたリリブリッジは、NFLの他のチームでの仕事を探している。もし保護観察処分が他チームへの再就職の唯一の障害となる場合は、期間の短縮も考慮する、と判事は語ったとのこと。

カテゴリ : Coach/Front Office, Scandal