グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年1月 8日

レイ・シャーマンWRコーチの今後

レイ・シャーマンWRコーチは、マイク・シャーマン政権が発足した2000年からWRコーチを務めているが、昨年契約延長を拒んだため、今季終了とともに契約が切れ、いわばフリーエージェントとなる。2003年夏に自宅での不幸な事故で14歳の息子を失ってから、一家はつらい思い出のあるグリーンベイを離れてフロリダに移り住んでいる。単身赴任の形になっているため、できれば家族に近い場所で仕事をしたい、というのがレイ・シャーマンの希望なのだ。

「まだ様子を見てみないことにはわからない。パッカーズは素晴らしいチーム組織だが、家族から離れているのは私にはつらいことだ。私がここを去ると完全に決まったわけではないが、家族の近くにいられるよう、頑張ってみるつもりだ」

今の若いWR陣はみなレイ・シャーマンの元で一人前に育ってきた。それだけでなく、彼を父親のように慕っている。「彼の代わりになる人なんていないよ。僕らにとって、ただのコーチというよりもずっと大きな存在なんだ」とWRファーガソン。WRドライバーは、夫人のイベットは母親のような存在であり、その娘たちも家族同然だと言う。「正直言うと、この話はしたくないんだ。彼は僕らにとって特別な人だ。確かなことが1つある。もし彼がここを去ったら、僕らにとっては大きな痛手だ」

カテゴリ : Coach/Front Office