グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月29日
- プレーオフでの第3シードが決定し、最終週のベアーズ戦は消化試合となってしまった。言うまでもなく、怖いのはケガ。かといってあまり「温存モード」に徹してしまうと、プレーオフでチームの勢いがなくなってしまうというのが、よくあるパターンだ。
- 昨季最終週のブロンコスが、パッカーズ戦で温存モードで戦って大敗し、プレーオフ緒戦でいいところなく敗れ去ったのを、マイク・シャーマンHCは例に挙げている。「どの試合にも、何かしらの意味はあるものだ。どうプレーするか、どう準備するか。何の意味もない試合、などというものはないと私は思う。昨年のデンバーは、ここで同じようなゲームを行った。中心選手を休ませたことが、彼らの役に立ったかどうか、わからない」
- 「(ケガ人が強行出場するような)最高のレベルでは、プレーさせないだろう。チームは練習でも向上する必要があるし、試合でもそうだ。チームがプレーオフで波に乗って行けるかどうかは、モメンタムの問題もあると思っている」 「前回のベアーズ戦では、こちらのホーム開幕戦で、負かされてしまった。だから今回、モティベーションが問題になるとは思わない」
- とはいえ、やはりケガは怖い。QBファーヴとRBグリーンなど主力選手をどのように休ませるか、首脳陣にとっては頭が痛い。RBグリーンは肋骨を痛めた状態(やはり骨折していたらしい)でずっとプレーをしており、今回は完全休養となるかもしれない。
- ジャガーズ戦で悪質なヒットを受けたWRロバート・ファーガソン。少しずつ回復はしているものの、今季中の復帰は微妙と言わざるをえない。「可動域や動きが、少し良くなった。しかしまだ左半身の力が弱っている」とシャーマンHC。
- グリーンベイに残るWRロバート・ファーガソンが、ミネソタ遠征に発つチームメイトに向かってしたスピーチは非常に感動的なものだった、とのこと。
- スクリーンパスといえばパッカーズの定番プレーで、「最も効果的なスクリーンパスをするチーム」と評価されてきた。しかし今季、20yds以上ゲインしたのは、ヴァイキングス戦でのRBフィッシャーが初めてだった。コーチたちは、この点ではCフラナガンの不在が痛い、と認めている。「タックルの2人はいいのだが、センターとガードに関しては立て直しが必要だ」とベクトルOLコーチ。ロスリーOCも、「スクリーンに関しては、Cフラナガンの不在が響いているのは確かだ。彼は(スピードがあるため)ぎりぎりまで待ってから発進できる。ラインバッカーのところまで進んでポジションを確保できる」