グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年12月28日

ギルバート・ブラウンがレジー・ホワイトを振り返る

弟分だったDTギルバート・ブラウンはレジー・ホワイトを心から慕い、最後までその尊敬の念は変わらなかった。彼は1ヶ月前に会って昔話に花を咲かせたばかりなのだという。「共通の友人がやっているカーディーラーでばったり会ったんだ。妹さんが一緒にいたから、さんざんからかわれたよ。レジーと会えて本当によかった。あれが最後になるなんて・・・・。今は涙をこらえるのが大変だ。ほんとうにつらいよ。僕は心から大事にしていた人を失った」

「彼のすることは何でも、僕は真似しようとした。彼と同じようにはできなかったけど、僕は彼を父親であるかのように尊敬していた」とブラウンは振り返る。ホワイトはイーグルス時代に、親しかったNTジェローム・ブラウンを自動車事故で失っている。そのこともあって、ホワイトは余計にギルバート・ブラウンの健康(体重過多がいかに健康面のリスクを大きくするかを強調した)を気づかっていたようだ。「彼はいつもその話をしてくれた。どれだけ僕を愛し、気にかけているかをね。だから余計に今日は心が痛むよ」

「彼の偉大さ。彼の態度。彼のパワー。彼の知識。彼はまるで、『NFLでディフェンシブラインをプレーするには』という本のようだった。彼以上の人はいないよ。相手選手をぼろ人形のように叩きつけても、真っ先に彼が助け起こすんだ。それがフィールド上での彼だった。フィールドの外で、レジーが僕にしてくれた中で最も優しいことは、男として生きるということはどういうことか教えてくれたことだ」

彼は自分が知る限り最高のリーダーだった、とギルバート・ブラウン。「彼は、自ら手本を示すことによって、そしてメンタル面でも、フィジカル面でも、チームを導いた。みんなが落ち込んで疲れ果てている時、僕たちは周りを見回して、レジーが力強く立っているのを見るんだ。数え切れないほどのミーティングでの、彼の言葉のおかげで、僕たちは困難を乗り越えることができた。驚くべきことだ」

カテゴリ : History