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Packers - Jaguars Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月21日
- マイク・シャーマンHC。「今の目標は地区優勝をすることであり、それはまだ手の届くところにある。そのために頑張っているのだ。今日は自分たちの立場を強めることができなかったが、たとえ勝ったっていたとしても、地区優勝のためにはミネアポリスで頑張らなければならなかった。それは何も変わらない」
- プレーオフ進出が決まったことについて、FSダレン・シャーパー。「だからといってこの敗戦の気分がマシになるなんてことはない。今日みたいなプレーをしてたんじゃ、プレーオフに出る必要なんてない。すぐに負けてしまうだけだからね」
- 落ち込んだ様子のQBブレット・ファーヴ。「どういうわけか、ウチはプレーオフに進出した。そのことがウチの力を示しているのか、他のチームの力を示しているのか、それは僕にはわからない。今は、 "さあ、プレーオフに出られるぞ"と大喜びする気にはなれない」。 第3Q、エンドゾーンでフリーになっていたTEフランクスに投げ込んだが、CBマティスが戻ってきつつあったのがファーヴには見えていなかった。「これほど経験のある自分があんなミスをするなんて。正直に言うと、直前まであのCBが見えていなかった。説明しようとすればするほど、悪く見えてしまうミスだね。最悪のミスだった」
- QBブレット・ファーヴ。「(あれほどミスが出たのに)まだ競ったゲームになっている、ということに驚いたほどだ。あれだけミスをして、まだ勝つチャンスがあった。力はまだ残っていた、ということじゃないかな。惨敗になっていてもおかしくなかったんだから」
- RGマルコ・リヴェラ。「ターンオーバーが多すぎる。ペナルティが多すぎる。クリーンなフットボールができない。今年はこれが負けるパターンだ」
- 「今日はやたらと審判が厳しくて、触るだけで反則を取られた」とDB陣は不満を述べている。
- 合計15回の反則は以下の通り。DEキャンプマン(ラフィングザパサー、オフサイド)、DEバジャ=ビアミラ(オフサイド)、DTハント(オフサイド)、CBハリス(パスインターフェア、ホールディング)、CBキャロル(パスインターフェア)、LBネイヴィーズ(パスインターフェア)、CBトーマス(ホールディング)、RTタウシャー(フォルススタート)、LGウォール(フォルススタート)、LTクリフトン(フォルススタート)、WRファーガソン(フォルススタート)、RGリヴェラ(ホールディング)、FBリーチ(パントリターンの際のイリーガルブロック)。
- 197ラッシングヤードを許したラン守備について、DTグレイディ・ジャクソン。「ウチはアサインメントをミスした。タックルをミスした。こっち側がしくじったんだ。あんなプレーを許していたら、勝利なんて期待できない。ラン守備がウチを痛めつけた。負けたのはそのせいだ」
- 第2QにFSダレン・シャーパーが決めたファンブルリターンTD。DEバジャ=ビアミラとDEキャンプマンがQBレフトウィッチをサンドウィッチするようにしてヒット。ぎりぎりで投げてパスインコンプリートだったと誰もが思い、数秒間転がっていたボールをジャガーズのOGマヌワイがひょいと拾った時、笛が吹かれていないことに気づいたFSシャーパーがボールを叩き落し、拾ってそのままエンドゾーンへ。
- Sドノバン・ダリウスの悪質なヒットを受けてダウンしたWRロバート・ファーガソンは、一時的に意識がなかったようだ。手当てを受けるうちに意識は戻り、退場する時には親指を立てて「大丈夫」と示してくれたが、まだその時は下半身の感覚がもどっていなかったらしい。それも病院に向かう救急車の中で回復し、今は落ち着いた状態とのこと。もちろん首は捻挫している。一晩は病院に泊まって検査を続ける。
- シャーマンHCはファーガソンに対するこのヒットについて、「汚いプレーだと思う」と非難。倒れたファーガソンの側にいたSダリウスに対して激しい調子で何ごとか言ったようだ。チームメイトたちも同じ意見で、「退場は当然だ」と語っていたが、ファーガソンの状態を伝え聞いて心底ほっとした様子だ。「彼が負傷退場した後、勝利のために僕はプレーしていたけど、心配だったのはファーギーのことだ。あいつほどデカいハートをもったやつはいない」とQBファーヴ。
- ジャガーズのSダリウスは、「故意ではない。不幸なことが時には起きてしまうものだ」と主張しているが、明らかに首を狙いに行った様子からは、不幸な偶然などとはとても見えない。
- ジャガーズがダブルTE隊形を布いた時、パッカーズはベースディフェンスでありながらCBキャロルを下げ、大型CB/Sのホーソーンを投入するプレーがあった。
- 先発出場したCスコット・ウェルズは第2Q、靴が脱げたために2プレーだけ退場。Cルーガマーがリリーフ登板した。
- 先週はやや順位を落としていたWRジャヴォン・ウォーカーだが、今週の活躍で1210ydsレセプションとなり、NFL2位に再浮上。ただし今年は大接戦で、リーディングの行方は最後までわからない。WRドナルド・ドライバーもNFL16位の998yds。
- クリスマスイブに行われるヴァイキングス戦で勝った方が地区優勝となる。最終週の勝敗は関係ない。