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Notebook: RBジャクソンを選んだ理由
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年11月26日
- 先週の試合でRB陣に複数のケガ人が出たのは、パッカーズだけでなく、レイヴンズも同様だった。RBジェームズ・ジャクソンは月曜の午後5時、ボルチモア行きの航空券を手に、出かけようとするところだったが、パッカーズから代理人への度重なる電話に、グリーンベイでワークアウトをすることに決めたのだと言う。「それほどしつこく言ってくれるなら、そちらを選ぶのがベストだろう、と僕は言ったんだ。パッカーズにはトップクラスのオフェンシブラインがあり、自分の能力をアーマン・グリーンたちと比べるチャンスだ」とジャクソン。短期間でプレーブックを習得するのが最大の課題だが、初日の練習は非常にスムーズに行ったようだ。
- RBジャクソンを選んだ理由について、シャーマンHCはユニークな見方を披露した。「彼が3人の子持ちである、というところが気に入った。子供たちを養っていかなければならないからね。君たちは笑うかもしれないが、私はそのように見るんだ。私にとっては重要なことだし、彼にとっても重要なことだ。彼は仕事にハングリーなようだ」
- 肋軟骨を痛めているRBアーマン・グリーンは、少しでも上半身を動かすと痛みが走る状態。水曜日の練習では、ハーフスピードでウォームアップに参加したが、本番でハードヒットを受けられる状態なのか。「彼はあれほど激しくキャリーするだけに、体を曲げたりひねったり回転したりする能力が問題になる。最大の問題は、痛みだ。骨など構造的には、さほど問題はないと思う。痛みのために、動きやある種の能力が制限されかねない」とシャーマンHCは説明している。また、針が肺を傷つける恐れがあるために、痛み止めの注射はできないとのこと。
- RBナジェ・ダヴェンポートは、水曜日の練習に参加の予定だったが、直前になってドクターから「もう1日自重しろ」と宣告され断念。それでも、RBグリーンの出場が難しいいま、チームを支えるのは自分だ、と張り切っている。ローランドRBコーチは、「『君は若いから知らないかもしれないが、第二次大戦中は、善き男たちよ今こそ国を救いに来る時だ、と言われたものだ。今は君がこのフットボールチームを救いに来る時だ』とナジェに言ったよ」とローランドRBコーチ。
- FBニック・ルーチーには非常に良いニュース。脱臼した肩の手術のためにシーズンエンドとなる恐れがあったが、幸い手術は不要との診断が下った。ラムズ戦出場の可能性も、「ハーネスを着ければ強行出場できるかも」というところまで上がって来ている。
- RBトニー・フィッシャーは、「テキサンズ戦で首を痛めた」との報道を読んで自分が驚いた。どこも痛くはない。QBファーヴが何を勘違いしたのか、試合後の記者会見で「RBフィッシャーは肩と首を痛めながら最後までプレーした」と語ったために、誤報が広まったのだ。「ママから、『首は大丈夫なの?!』って言われたよ。こっちは、首なんてなんともない。なぜみんな僕の首が悪いって言い続けるのかわからないよ」と本人。
- テキサンズ戦でサヨナラFGを決めたKライアン・ロングウェルが、今週のNFCのスペシャルチーム・プレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれた。自身5回目。
- NFL Japanに最終週までの放送予定がアップされている。