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Notebook: コーチ陣ももうじき休暇
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年11月 6日
- 選手と違って休みなしで働いてきたコーチ陣だが、この週末は珍しく休暇となった。マイク・シャーマンHCは次女エミリーの大学選びのために、娘を車に乗せて走り回ることにしている。「面白いことになるだろう。楽しみにしてるんだ」とシャーマンHC。
- 水曜日の練習には若手ばかり27人が参加し、スターターはCBアマド・キャロルひとりだけ。基本的な技術に重点を置き、通常のチーム練習というよりは、むしろキャンプに似たコーチング・セッションのようになった。シーズン中は次の試合のことばかりで、なかなかこのような指導は受けることができない。特にキャロルやトーマスら若手CBたちにとって、今週は貴重な時間になったようだ。
- Kライアン・ロングウェルが10月のNFCのスペシャルチーム部門の月間MVPに選ばれた。FGとPATを全て成功、しかも50yds以上を2本とも決めたことが大きかった。Kロングウェルにとって、2002年9月以来2回目の受賞。
- この3試合、ロスリーOCに代わってシャーマンHCがオフェンスのプレーコールを出しているが、さしあたってはこの体制を続ける、とのこと。
- PUPリスト入りしてシーズンをスタートしたCBクリス・ジョンソンは、2週前から練習参加が許され、来週水曜日までにロースター入りさせるか、解雇するか、インジャリー・リザーブに入れるかを選ばなければならない。練習に復帰してからの動きは「予想より少し上」といったところらしいが、若手の(荒削りな)CBがたくさんいることもあって、彼の処遇は微妙なところ。「引き続き彼のプレーを見て、それに基づいて判断するつもりだ。正直言って、現時点ではどちらとも言えない。出場できるようになってほしい、と強く望んでいるが、もしそうでなければ、使うわけにはいかない」とシャーマンHC。
- レッドスキンズ戦の第1Q残り2分、QBブレット・ファーヴはCBスムートのブラインドサイドからのブリッツを間一髪かわしてWRウォーカーへロングパス。ウォーカーが途中でいったんスピードを緩めたために不成功に終わったが、パスは正味68ydsも飛び、ファーヴ健在を印象付けるプレーだった。相手の両CBがブリッツに来ていることは、背中に目が付いていなくても、相手全体の動きからわかったと言う。素早いスピンムーブでかわしたことについてファーヴは、「あれを逃れる最善の方法は、ぎりぎりまで待つことなんだ。早く逃げ出してしまうと、僕の脚では逃げ切れない。だから、フルスピードのまま、ぎりぎりまで来させるんだ」
- 4連敗中は「シャーマンHCを解雇してくれ」「GM職を剥奪しろ」といった電話が鳴りっぱなしだったボブ・ハーラン社長だが、3連勝とあって最近は静かなものだと言う。「電話にはクモの巣がかかってるよ」
- 今週はWRエイドリアン・マディスのワークアウトを行ったが、契約には至らなかった。昨年のブロンコスの5巡指名で、やや小柄なリターナー兼任の選手。ステロイド違反で4試合の出場停止処分を受け、復帰した直後にブロンコスから解雇され、その後バッカニアーズに1週間だけ所属している。