グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年10月14日

ロン・ウルフが理事会に?

引退生活を送っているロン・ウルフ元GMが、最近のインタビュー記事の中で、「もしパッカーズの理事会入りを求められたら、真剣に考慮する」ことを示唆した。ただし、実際にそのような打診があったわけではなく、あくまでも仮定の話だ。引退後もパッカーズ首脳と良好な関係を保っているウルフについては、ハーラン社長はこの夏にも、「フットボールに関して難しい決断を迫られた時に、自分が頼りとするならば彼だろう」と認めている。

パッカーズは、45人のメンバーからなる"Board Of Directors"(理事会)と、その中から選任される7人の"Executive Committee"(執行委員会としておきます)によって運営されている。日常の業務は7人の執行委員会(その中でもハーラン社長の発言力が格段に大きい)が行っている。45人の理事会が集まるのは年に4回だけで、実際は名誉職に近い。また、理事全体の半数以上がグリーンベイ住民でなければならない、と定められている。(理事/執行委員のリスト

シャーマンHC/GMの進退が現実的な話題となりつつある今、その進退問題と後任選びをハーラン社長が決断するにあたって、フットボール界全体について詳しい人物が執行委員会や理事会の中に見当たらないのは事実だ。「私は、別にロンが理事でなくても、ずっと頼りにしてきた。今でも話をするし、いろいろと意見を求めることもある。彼はこのフランチャイズを非常に愛している。私から相談されることも喜んでくれていると思う」とハーラン社長。

インタビューの中で理事会入りについて聞かれたロン・ウルフは、「もし打診されたら、非常に興味を持つだろうね。そのようなものは、ウィスコンシンの人々のものだと、私はずっと思ってきた。(これまで理事会入りを求められなかったことに)驚いたか?そんなことは自分でも考えたことがない。しかし、もしそうなったら大変な名誉だと思う」と答えている。また、フットボールに関する判断について、ハーラン社長やチームから求められれば、理事会に入っていなくても、いつても喜んで助言する、とウルフは語っている。

カテゴリ : Coach/Front Office