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Camp Notebook: CBホートンのキャリア
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年9月 2日
- 昨日、練習に復帰したQBティム・カウチだが、今日はまた腕の痛みのために練習を休んだ。彼が完全休養または部分的に練習を休むのは、8月11日以来10回目。
- ここ数日、ドルフィンズがまだRBナジェ・ダヴェンポートに興味を持っているとの噂が流れている。その噂によると、パッカーズは2巡指名権以下では交渉に応じないとのこと。「コーチ・シャーマンはすごく信頼してくれていて、この1年半にわたってそのことを僕に示してくれている。僕は感謝しているし、僕のパフォーマンスで彼を喜ばせるために、できることは何でもするつもりだ」と本人。
- CBジェイソン・ホートンは、キャンプを通じて良いプレーを見せ、ロースター枠ぎりぎりを争っている。彼のキャリアは不運の連続だった。他の大学からの誘いを断ってノースカロライナ大にわざわざウォークオン入学(奨学金なし)した彼は、2年目からスターターに。しかし悪い友人の車に同乗していた時にドラッグと銃器が発見され、退部処分に(裁判では無罪)。ノースカロライナA&Tに移り、2シーズンで11インターセプトを決めた。そこで「3巡で指名される」との代理人の誘いに乗って2003年のNFLドラフトにエントリーしようとするが、代理人のミスによる書類の不備でエントリーできず、大学の出場資格も失ってしまう。仕方なく昨年はCFLに行くが、出場機会には恵まれなかった。しかし練習を見たパッカーズのスカウトが彼のCBとWRとしてのプレー、スピード(40yds走4.46秒)、サイズ(184cm)に注目し、1月に契約。開幕ロースターに残さずにプラクティス・スクワッドに入れようとすると、他チームに奪われるリスクが大きい。少なくとも、その心配をしなければならないところまで評価は上がってきている。
- 新加入のDEケニー・ホームズについて、チーム側は短期間で評価を決めなければならない。そのため彼は、練習半ばで他の選手がパッドを外した後も、パッドを着けてのパスラッシュドリルを命じられた。しかし、ドラフト外やNFLヨーロッパ帰りのOLたちを圧倒することができず、記者たちの評価はパッとしない。
- Packer Plus Onlineのベテラン記者、クリフ・クリストルによると、今キャンプで最も安定しているルーキーは6巡指名のDE/DTコーリー・ウィリアムズとのこと。「ちょっと大げさかもしれないが」とことわりつつ、「体型はヴォニー・ホリデイに似ているが、ホリデイより優れたアスリートかもしれない。手の使い方の上手さもホリデイに似ている。310ポンド級にしてはヒザが良く曲がり、下半身の柔らかさはホリデイ以上。いまのところラン守備でDEバジャ=ビアミラに代わって入るようだが、パスラッシュのスキルもある」とベタ褒めしている。
- 今年もまた、ベテランのヘンダーソンがルーチーを退けて先発FBの座を確保した模様。ただし2人の差は小さく、首脳陣はルーチーにも十分な出番を与えるつもりのようだ。今キャンプでは、ルーチーのパスキャッチのスキルを向上させることに重点を置いて鍛えている。また、プレシーズン最終戦ではRBグリーンが欠場の見込みのため、ルーチーが何度かキャリーをすることになりそう。
- 首脳陣は、現状ではOT/OGスティーヴ・モーリーを左タックルとして使うのははっきり諦めたようだ。パスラッシュドリルでの出来がなかなかよくならないためだ。「彼は左タックルではない。ガードだ。苦労した結果、我々はようやくそれを確認した」とロスリーOC。
- ホーソーンが2日続けて練習を休んだため、今日もCBアマド・キャロルが1stチームの左CBに入っている。
- カウチ、ノール、マクブライエンの3人が3番手QBを争っているが、あまりにレベルが低いためか、パッカーズ首脳はQBをファーヴとピダーソンの2人だけとすることも検討し始めている模様。
- レッドスキンズを解雇されたパンター、ケヴィン・ステムキはグリーンベイ出身でウィスコンシン大の卒業生。すでに故郷グリーンベイに帰ってきているが、今のところパッカーズは興味を示していない。ステムキは2001年にはドラフト外でパッカーズに入団したがビドウェルに敗れ、その後はラムズ、レイダーズ、ドルフィンズ、それにNFLヨーロッパを渡り歩いている。NFL出場経験は、一昨年にレイダーズでPレクラーの欠場時に代役を務めた2試合だけ。
- LBニック・バーネットがリーダーシップについて語るインタビュー映像。