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2004年8月31日

Camp Notebook: CBホーソーン不振

第1次ロースターカット

Roster Reduction to 65
Pos. Name College Exp.
RB Dahrran Diedrick Nebraska 1
WR Sam Breeden Northwestern Oklahoma St. R
WR Reggie Love Duke R
FB Kris Briggs Southern Methodist 1
TE Keith Willis Virginia Tech R
OT Jason Hilliard Louisville R
G/T Mike Collins Wake Forest 3
G/C James Broyles Southwest Missouri 1
DE Seante Williams Jacksonville State R
DT Ken Kocher UCLA 1
LB Maurice Jones South Florida R
CB Chris Day Grambling R
S Kevin Curtis Texas Tech 2

2004年8月26日

DEケニー・ホームズと契約

先週から交渉を続けてきた元NYGのDEケニー・ホームズが、パッカーズと契約した。パッカーズ側の希望通り、プロ7年以上のベテラン最低額の$660,000ドルの1年契約で、契約ボーナスはおそらく$25,000ドル。この場合、サラリーキャップには$455,000ドルしかカウントされずに済む。 現在30歳のホームズは、1997年のドラフト1巡指名でオイラーズ入りし、テネシーで4年間、ジャイアンツで3年間プレーし、通算38.5サック、248タックルを記録。(スタッツ

シーズン8サックを2回記録したホームズは、昨季も同様のペースで9試合で5.5サックを挙げていたが、11月半ばにヒザを痛めてシーズンエンド。ここまで移籍先が決まらなかったのも、ヒザの状態を懸念されてのものだ。先週パッカーズは彼をチェックし、十分プレーできる状態にあると判断した。パッカーズはDEバジャ=ビアミラを休ませるための交代要員、またパスシチュエーションでDEバジャ=ビアミラの逆サイドからラッシュするDEを必要としており、元気でさえあればホームズは理想的。DEウォコーリーがハムストリングをひどく痛めて練習にほとんど参加できていないことも、今回の補強の背景にはありそうだ。

入れ替わりに、オーストラリア人パンターのネイサン・チャップマンが解雇された。これでパンターはルーキーのサンダーと新加入のバーカーの2人となる。

Day 23: LGウォール復帰

2004年8月25日

Pブライアン・バーカーと契約

パッカーズは大ベテランのパンター、ブライアン・バーカーと契約した(地元ニュース映像)。言うまでもなく、3巡指名ルーキーのPサンダーの不振を受けての人事だ。バーカーは今年でNFL15年目の40歳。チーフスで4年、イーグルスで1年、ジャガーズで6年、そして昨年までレッドスキンズで3年間プレーした(スタッツはこちら)。1997年にプロボウル出場を果たしたバーカーだが、ここ数年は飛距離が明らかに落ちている。

今のバーカーのとりえはやはり安定性、そして敵陣20以内に落とすコントロール。昨年はパッカーズのPビドウェルが敵陣20ヤードに16回落としてタッチバックが7回だったのに比べ、バーカーは24回落としてタッチバックは5回。ボナメイゴSTコーチは、ジャガーズのアシスタントSTコーチだったため彼をよく知っており、「とてもよく知っているから、こちらも安心できる。彼は昔からパワフルな選手ではなかったが、相手をコーナーに釘付けする方向性に優れたパンターだ」

これで3巡指名ルーキーのPサンダーが正パンターとなる可能性は低くなったが、バーカーで決まりというわけでもない。今後も各チームから解雇されてくる選手を物色することは続けるだろう。

Pサンダーは、もし正パンターになれないとしたら、プラクティス・スクワッドに入る可能性が高い。プラクティス・スクワッドの選手はいつでも他チームと契約できてしまうリスクがあるが、このところのサンダーの大不振を見れば、わざわざ手を出すチームなどなさそう、という皮肉な状況になっている。とはいえ、サンダーが将来的にもNFL失格だとは誰も見ておらず、経験を積めばしっかりしたパンターになれる、という見方が地元メディアには支配的だ。ただ、一年目からそれを望むのは無理がある、ということ。わざわざトレードアップしてまで3巡指名した、パッカーズ首脳の判断を責める声が強まるのはいたしかたのないところだ。

Injury Report: OTカーティンはACL断裂の模様

2004年8月24日

Day 21: カレッジでの合宿生活終了

2004年8月23日

Packers 19 - 14 Saints

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Saints (1-1) 0 0 7 7 14
Packers (1-1) 3 7 3 6 19

2004年8月22日

Day 19: Pサンダーの不振

2004年8月20日

Day 17: DTリーが2番手NT

2004年8月19日

Day 16: DEケニー・ホームズ訪問

2004年8月18日

Packers 3 - 21 Seahawks

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Seahawks (1-0) 7 7 0 7 21
Packers (0-1) 3 0 0 0 3

QBファーヴとRBグリーン率いる1stチームオフェンスは2シリーズだけプレーし、まずまずの内容で3点を取って引き上げたが、2番手を務めたQBティム・カウチがさんざんな出来。第2Qから第3Qまでプレーして2/11、18yds。ドライブ6回のうち5回が3&アウトのていたらくで、次第にブーイングの声が大きくなった。おかげで出番が増えたのが、10回もパントを蹴ったPサンダー。先週の"Familiy Night"ほどぶざまな出来ではなかったが、パッとしない内容だった。

ディフェンスも、1stチームは2シリーズだけだったようだ。2つめのシアトルのドライブで、つまらない反則もあって14プレーのタッチダウン・ドライブを許した。プレシーズンゲームにしてはスロウィックDCはブリッツを多く織り交ぜたが、あまり効果的ではなく、3rdダウンでのパスを止められなかった。サックは第4Qの1つだけ。控え選手たちがプレーした後半のディフェンスはまずまずだった。

2004年8月17日

Day 14: WRファーガソン負傷

2004年8月16日

Day 13: QBマクブライエン

2004年8月15日

Day 12: 小競り合い多すぎ

2004年8月14日

Day 11: LTクリフトン好調

2004年8月13日

Day 10: ルーキーCB居残り練習

2004年8月12日

Day 9: CBトーマス復帰

2004年8月11日

Day 8: 夜のランボーフィールド練習

2004年8月10日

Day 7: RTタウシャー好調

2004年8月 9日

Packers Family Night !

2004年8月 8日

Day 5: 新人Cウェルズ大好評

2004年8月 7日

Day 4: 審判団が巡回

2004年8月 6日

Day 3: ファーヴ記者会見

2004年8月 5日

Day 2: QBカウチ不安定

2004年8月 4日

Day 1: CBキャロル合流

2004年8月 3日

元TEマーク・チュムラがラジオのコメンテーターに

不祥事と首のケガのために早期引退を余儀なくされた元TEマーク・チュムラが、地元ウィスコンシンのAMラジオ局WAUKの"The Football Show" でホストの1人として解説をすることになった。2000年春に逮捕(友人宅のパーティで17歳のベビーシッターを暴行したとの容疑)され、パッカーズを追われた彼は、翌2001年には無罪判決を受け、その後はひっそりと暮らしてきた。

「まず第一に、もうあの裁判を思い出したくはない。私にとってはもう終わったことだし、家族も、もう乗り越えることができた。 他の多くの人たちも、そうしたいだろうと思う」とチュムラは、このラジオ局のインタビューで答えている。裁判について、人々に言いたいことは?と聞かれると、「もう一度みなさんに謝りたい。私は、間違った行動をした。決して犯罪行為はしていない。したと言うつもりはない。しかし、私は間違った判断をしてしまった。それについて謝りたい」

2001年春にNFLコミッショナーから復帰が認められた時、数チームから最低額のオファーはあった。しかしウェイトルームで、1999年に痛めた首のケガが再発したように感じ、改めて引退を決意したのだと言う。「"behind-the-neck press"をやっていた時、腕の感覚がなくなったんだ。"これで終わりだ"と僕は決めた。上半身の感覚がなくなるのは、三度目のことだったから」

自分の弁護を担当したジェラルド・ボイル弁護士の事務所で、パートタイムのアシスタントとして働いていたチュムラだが、最近、MLBブリュワーズの元GMサル・バンドたちと、新たに事業を始めたばかり。今回のラジオ局からのオファーがあった時、彼は1日待ってくれと頼み、妻リンダに相談した。「妻は"やりなさい。もう、そうする時よ"と言ってくれた。だから僕はこうしてここにいる」

マサチューセッツ出身のチュムラだが、これからも家族でウィスコンシンに住み続けるつもりだ。「ここは家族を養うのに素晴らしい場所だ。妻もここを愛してる。友人もたくさんいる。裁判の間も、みんなが私に親切にしてくれた。私は彼らを、失望させてしまった。それははっきり認めるよ。失望させたことに、私は謝罪する。今でも、そこらの子供が自分のジャージーを着ているのを見るのは、とても嬉しいものだ。本当に涙がこみ上げてくる」

仲の良かったQBブレット・ファーヴとも、退団以来あまり話す機会がないとチュムラは言う。「大学での友人やルームメイトのような感じだ。時間がたつと物事は変わっていき、影が薄くなってしまう。私とブレットの関係もそんな感じだ。でも今年は、ランボーフィールドに観戦に行き、彼とゆっくり昔話でもする機会が持てたらいいと思う」

逮捕の直後、パッカーズから容赦なく解雇されたことに、当時は怒りも感じた。しかし、最近はチュムラとパッカーズの関係も、次第に回復してきたようだ。「彼らもやるべき仕事をやったまでだ。それを責めるつもりはない。前はあまり音信もなかったけれど、ここ数ヶ月は、パッカーズのトレーナーたちとゴルフもしたし、ファーヴの父上の葬儀の際に、シャーマンHCともかなり長く話す機会があった。何試合か見に来てほしいと言ってくれた。パッカーズは、私の人生の大きな一部分だ。本当に素晴らしい時を過ごすことができた。今年、ランボーフィールドに入っていったら、たぶん私は泣き崩れてしまうだろう」

1巡指名CBアマド・キャロルが契約にサイン

いよいよ全体練習が始まる直前の月曜朝、1巡指名のCBアマド・キャロルが契約にサインした。契約内容はまだ不明だが、おそらく5年契約か6年契約のはず。これでルーキー全員との契約がまとまった。キャロルはルーキー練習を2日間欠席したものの、本格的ホールドアウトが避けられたのはとにかくめでたい。

Camp Notebook: LBスピアマン解雇

2004年8月 2日

DE/DTコーリー・ウィリアムズが4年契約にサイン

6巡指名のDE/DTコーリー・ウィリアムズが、1日遅れで4年契約にサインした。土曜日の朝、早く練習に出たいと焦るウィリアムズは、まだ正式サインが済まないのに練習フィールドに出てしまい、気が付いたスタッフが慌てて彼を押しとどめ、球団事務所に送り返した。契約を済ませていないルーキーは、トレーニングキャンプに参加できない。彼は10時ごろに無事契約を済ませ、午前の練習の終わりまでにはチームに合流した。

「朝起きて、ただ練習に行くものだとばかり思ってた。ホッとしたよ」と本人。シャーマンHCは笑って、「彼の熱意は本当に嬉しいね。サインも済まないうちからフィールドに飛び出そうとするんだから。全員がそうであってほしいものだ」と語った。チーム首脳は、まず彼をバジャ=ビアミラと同じ"エレファント"エンドで使えるかどうか試す予定とのこと。「彼は、"エレファント"としてはサイズがある。バジャ=ビアミラのようなスピードはないが、(バジャ=ビアミラを休ませて)彼を使うようなダウン(1stダウン、2ndダウン)では、必ずしもそこまでのスピードは必要ではない」

これで残るは1巡指名のCBアマド・キャロルのみ。彼の代理人を務めるユージーン・パーカーは、キャロルを含め4人の1巡指名選手を顧客としているが、そのうちすでに契約がまとまったのは1人だけとのこと。

Camp Notebook: 故ヘイトリー副社長の後任は探さず

Injury Report

2004年8月 1日

Notebook: ルーキーキャンプ初日

マーク・ヘイトリー副社長の葬儀

先日急死したマーク・ヘイトリー副社長の告別式が、オクラホマ州タルサでとり行われた。パッカーズからは、ハーラン社長、シャーマンHCをはじめとして20人ほどがプライベート・ジェットで駆けつけた。他のチームからも、ドルフィンズGMリック・スピールマン、ジェッツGMテリー・ブラッドウェイ、チーフスGMカール・ピーターソン、ベアーズ社長テッド・フィリップス、シーホークス副社長テッド・トンプソンなど、大物たちが参列した。

参列できなかったスタッフのために、月曜日にパッカーズの球団事務所でも追悼式が予定されている。

ルーキーたちの契約詳細

昨日3人の3巡指名選手がサインした契約は、全て4年契約であることが判明した。6巡指名のDE/DTコーリー・ウィリアムズに対しても4年契約を求めているが、ウィリアムズ側は受け入れず、そのためにサインが遅れているようだ。Press-Gazette紙によると、ルーキーが結んだ契約の内容は以下の通り。

CBジョーイ・トーマスは、$720,000ドルの契約ボーナスを含む総額$2.1ミリオンの4年契約。うちベースサラリーは、1年目が$230,000、2年目$305,000、3年目$385,000、4年目$460,000。

DTドネル・ワシントンは、$710,000ドルの契約ボーナスを含む総額$2.09ミリオンの4年契約。ベースサラリーは、CBトーマスと同じ。

P B.J.サンダーは、$585,000ドルの契約ボーナスを含む総額$1.965ミリオンの4年契約。ベースサラリーは、CBトーマスと同じ。

どの選手の契約にも、一定の条件を満たせば4年目のサラリーが$1ミリオン以上に跳ね上がる条項が付け加えられているようだ。