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Day 10: ルーキーCB居残り練習
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月13日
- 気温は昨日よりさらに下がりなんと14℃。涼しいというより寒い。選手たちは重ね着、コーチたちはウィンドブレーカーやフリースを着込んでいる。「これはルイジアナの12月だ。まともじゃない」と新加入のSSマーク・ローマン。
- CBジョーイ・トーマスは復帰から2日目、まだヒザは100%でないので練習後のアイシングは欠かせないが、プレー内容はなかなかいいようだ。6日間休んだにもかかわらず、やはりキャロルより一歩リードと見る記者が多い。
- ルーキーのCBキャロルとCBトーマスを即戦力に仕立てるため、アシスタントDBコーチのライオネル・ワシントンが、2人を毎日居残り練習で教えている。彼自身、カーディナルスのルーキーCBだった1983年、マンデーナイトゲームでデビューしてインターセプトを決め、その後15年間現役で活躍した。5年前には今年と同じようにCBマッケンジーを1年目からスターターとなる手助けをした。今年の教え子2人のハードワークぶりに、ワシントンは5年前と同じ感触をつかんでいるとのこと。
- DB陣に関して、昨年から続く問題は、インターセプトのチャンスがあってもキャッチができないこと。今回のキャンプでもそれは変わっていない。
- WRジャヴォン・ウォーカーの出来は相変わらず素晴らしく、難しいパスをいくつもキャッチしてみせている。
- LBをパスラッシャーとして(3ポイント・スタンスで)使おうと、スロウィックDCはLBたちをパスラッシュドリルに参加させている。昨年より少しバルクアップしたLBスティーヴ・ジョシューは、RTタウシャー相手にもいいパスラッシュを見せた。彼がロースターに生き残るには、パスラッシュでの活躍がカギになるかもしれない。
- パスキャッチ後すぐにヒットされる状況をシミュレートするため、WRドナルド・ドライバーがブロック練習用の黄色いパッドを振り回して、キャッチ直後のレシーバーたちをひっぱたく、という練習。観客から大きな笑い声が上がっていた。
- 痛む腕を休めるQBカウチと入れ替わるように、ハムストリングを痛めていたQBクレイグ・ノールが練習に復帰。
- Cスコット・ウェルズ(ヒジ)とLBパリス・レノン(足)が練習に復帰。左手親指の腱を痛めたDE/DTウィリアムズも、大きなギブスを着けて練習に復帰している。
- TEデヴィッド・マーティンがヒザの腫れのために練習を休んだ。つま先も痛めているが、明日か明後日には復帰させたい、とシャーマンHC。
- ここまで休みなしだったRBアーマン・グリーンが休養日をもらった。
- 選手のサラリーを管理するアンドリュー・ブラント副社長/交渉担当/サラリーキャップ・スペシャリストが、契約を延長した。詳細は不明だが、今回の交渉にあたったジョン・ジョーンズ上級副社長のコメントによると、かなりの昇給だったようだ。キャップの専門家の重要性がますます高まる中、多くの代理人と良好な信頼関係(彼自身かつては代理人だった)を築きつつ、比較的安価に有力選手との契約延長を進めてきたブラントの手腕は、内外で非常に評価が高い。ボブ・ハーラン社長も、かつては交渉担当であり、まだ44歳のブラントもいずれは社長となる日が来るかもしれない。
- ラムズを解雇された、ドラフト外ルーキーのWRケルヴィン・カイト(フロリダ大)を獲得。入れ替わりにCBジェームズ・テイラーが解雇された。
- 同じくドラフト外ルーキーのクリス・デイは、WRからCBに登録変更された。