グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月12日
- 火曜日の気温はなんと18℃。強い風も吹き、体感温度はかなり低い。「12月の試合の準備をしているところだ」とシャーマンHC。
- 毎年恒例の地元商工会議所との昼食会、"Welcome Back Packers luncheon" があるため、午前の練習は1時間ほどで終了。ランボーフィールドのアトリウムでの昼食会(写真)のあと、午後の練習が行われたが、今日は予定を変更して午前・午後ともパッドなしの練習となった。
- イーグルスから移籍して2年目のシーズンを迎えるCBアル・ハリス。彼のプロフェッショナリズムには以前から定評があり、マッケンジー不在の今は、彼がルーキーたちの良いお手本になっている。「ルーキーたちがアルのようにハードにやってくれれば、いいDB陣ができる。彼はいいリーダーになりつつある」とシャーマンHC。
- 先週水曜日の練習でヒザを打撲して休んでいたCBジョーイ・トーマスが、ようやく練習に復帰。先発CBハリスが午後の練習を休んだため、トーマスが右CBの1stチームでプレー。なかなかよいカバーを見せていたようだ。このところルーキーのケガが相次いだことについてトーマスは、「どういうことかわからないけど、ドミノ効果は(自分の復帰で)終わりになるといいね」
- LBのロースター枠は通常6人。控えLB争いは、マーシャルとレノンが一歩リードし、最後のイスをその他の選手が争っている。2人のドラフト外ルーキー、モーリス・ジョーンズとジャーメイン・テイラーにも十分チャンスがある、との声あり。
- ロスリーOCによると、今回のキャンプでQBティム・カウチは1日平均60回以上、多い日は75回も投げている。首脳陣はファーヴの投球数のコントロールを最優先に考えていることもあって、カウチの腕の疲労はピークに達しており、午後の練習の途中で休養を命じられた。
- 日曜日のスクリメージ練習で大腿四頭筋を痛めたWRジャヴォン・ウォーカーが、個人ドリルを再開した。できれば今週の終わりごろにはチーム練習に復帰させたい、とシャーマンHC。
- ルーキーのDE/DTコーリー・ウィリアムズは、月曜夜のフルパッド練習で左手親指の腱を痛めてしまった。水曜日には復帰できそうだが、今後2、3週間はギブスで患部を固めてのプレーとなる。
- 最近のケガ人の中で最も懸念されるのは3巡指名ルーキーのDTドネル・ワシントンだ。彼の、足裏のアーチ部分のケガは、1996年シーズン中にTEチュムラが負ったケガと似ているとのこと。その時のチュムラは驚異的な回復を見せて1ヶ月弱で復帰したが、大きなラインマンは回復に時間がかかるのが常識。ひょっとしたらインジャリー・リザーブでルーキーシーズンを終える可能性もある。
- 疲労骨折のためにまだ復帰できずにいるCBクリス・ジョンソン。キャンプを訪れたSports Illustrated誌のピーター・キングが、彼のふくらはぎの刺青に注目した。左のふくらはぎに「4」、右のふくらはぎには「18」とある。よくある、ヨハネ書第何章第何節、といった意味の数字か? 「大学時代に記録した40yds走の4.18秒というタイムだ」。確かに信じられないほど速いタイムだ。しかし一生彫っておくなんて変じゃないか?
「今後の僕のキャリアで何が起ころうと、4.18秒で走ったことは人々に知ってほしい。誇るに値することだよ」
- 毎年ヴァイキングスとチーフスは合同スクリメージ練習を行うが、今年は乱闘が次々と起こるなど、散々な内容だった。これに懲りたチーフスのGMは、ヴァイキングスとは今年限りとすることを示唆し、代わりの候補としてパッカーズの名前を挙げた。しかしシャーマンHCは、「他チームとの練習も考えたが、プレシーズンゲームを4試合もやるわけだし、"Family
Night"は今後もずっと続けていく。それがファンの最も望むことであり、チームの望むことでもある」
- 今週は、グリーンベイとミルウォーキーの中間に位置するシェボイガンのあたりで男子ゴルフのPGAチャンピオンシップが開催される。ゴルフ好きのQBファーヴは、この"Whistling Straits"がいかに難しいコースかをコメントしている(記事)。地元スポーツ記者たちはこちらの取材があるため、パッカーズの記事は少なめになるかも。