グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年7月30日

グリーンベイ・パッカーズ株主総会

グリーンベイ・パッカーズは、111,613人の市民株主によって所有されている。このほど、毎年恒例の株主総会が、ランボーフィールド近くのResch Centerで開催され、3000人近くの株主たちが集まった。(写真

まず、スタンディング・オベーションに迎えられたマイク・シャーマンHC/GMが会衆に呼びかけ、前日死去したヘイトリー副社長のために、黙祷。それからシャーマンが、35分にわたってチームの現状を説明した。ルーキーなど新戦力のこと、期待の若手選手のこと、オフに手術をした選手たちの状態について。チームは、ショッキングなプレーオフ敗退を乗り越えて前に進もうとしていること、いかにチーム全体が来たるシーズンを待ち望んでいるか、明るい見通しを強調した。

「昨季最後の5試合は、スーパーボウルに出た頃のように、チーム全体から自信がみなぎっていた。選手たちは、自分たち自身を本当に信じていた。最後まで戦い抜けるだけの能力、パワー、それにケミストリーを備えていた。その中心選手たちは今年も帰ってくる。自分たちを信じたあの気持ちを、今季は最初から持っている。決してそれを手放すつもりはない。あのケミストリー、人格、自信を持ち続けるようにさせるのが、私の最大の挑戦だ」

また、CBマイク・マッケンジーの問題については、「もし、契約が3年も残っている選手と再交渉などしていたら、(サラリーに不満な)他の選手もみなそうしたがるに違いない」と語り、無理な要求に屈するつもりがないことを明言した。また、ドルフィンズからトレード話があるとされるRBダヴェンポートについては、優れた控えRBをトレードに出す気にはならないことを示唆した。

シャーマンHC/GMに続いて、 選手のサラリーを担当するアンドリュー・ブラント副社長が壇上に上り、LTチャド・クリフトンとの長期契約のことなど、サラリーキャップ関連の説明を行った。さらに、ジョン・ジョーンズ上級副社長やジョン・アンダーウッド会計担当が、チームの運営面、財政面についての報告を行った。最後に、ボブ・ハーラン社長が株主たちを引き連れてランボーフィールドまで歩き、選手と同じように入場門から入場し、フィールドを一回り。最後はフィールドの外でアイスクリーム・パーティとなった。

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