グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年7月 7日

元LBブライアン・ノーブルの望み

1985年から1993年までパッカーズのミドルLBを務めたブライアン・ノーブルは、これまで地元のパッカーズ関連番組のコメンテーターなどを経験し、今年はアリーナ・リーグのグリーンベイ・ブリザードのヘッドコーチに就任。4試合を残して4勝8敗と、悪戦苦闘の日々を送っている。来季もここでヘッドコーチを続けるか迷っているのは、やはりNFLでコーチをやりたいという希望があるからだ。

「できればNFLに入り、どこまでやれるか試したい。これは全ての人間にとっての目標だろう。選手であろうとコーチであろうと、最高のレベルでやることがね。私は、グリーンベイ・パッカーズの一員になるために、これまでにも、できるだけのことはしてきたつもりだ。ただ、どういうわけか、いい結果が出なかった」とノーブルは語る。しかし、NFLでコーチをすることの妨げになっているのは、「パッカーズ以外ではコーチやDCをやりたくない」と彼が固執していることだ。

「本当にコーチをやりたいなら、どこへでも行ってコーチの仕事を手に入れなければならない。ブライアンはNFLでコーチをしたいと言う。チームは32しかないのだ。大変なことには違いない。しかし本当に情熱があるなら、夢を実現するためにできるだけの努力をしなければ」とロン・ウルフ元GMはノーブルの選り好みに苦言を呈している。

コーチ1年目の成績が振るわなかったことは自分の将来のためにマイナスだろう、と肩を落とすノーブルだが、ウルフ元GMは、これも将来のためによい経験なのだと語る。「コーチングとは教えることだ。自分の知識をいかにうまく選手に伝えるか、そしていかにして、よりよいプレーを引き出すか。それができるコーチなら、どんなレベルだろうと関係ない。どこへ行ってもコーチができるはずだ」

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