グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年6月30日

WRロバート・ファーガソンが契約延長にサイン

パッカーズは、WRロバート・ファーガソンと複数年の契約延長を済ませたことを発表した。契約の内容はまだ不明。今年でプロ4年目となるファーガソンは、3年目の昨年、先発に定着した。ケガを押しての出場が多かったため、520yds、4TDと数字は地味だったが、ブロッキングやスペシャルチームを含めての貢献度は高かった。プレーオフではさらに2TD。かつては子供っぽさが目立った彼も、チームへの献身を惜しまぬタフなプレーぶりなど、精神面での成長を評価する声も多い。

来春フリーエージェントとなるはずだったファーガソンと、早くも契約延長できたのは、おそらくDEジョー・ジョンソンを解雇したことでサラリーキャップに余裕ができたためと思われる。今年のオフェンス陣は昨年と全く同じメンバーが残っているが、来春にはファーガソンの他にもRGリヴェラ、LGウォール、TEフランクスがフリーエージェントとなる予定。そんな中でいちはやくファーガソンを確保できたのは、4番手以降に目ぼしいWRがいないこともあって、来春の補強を組み立てる上で大きい。

また、キャップの余裕をこちらに使ったことで、FA市場で(LBジェイソン・ギルドンなど)大物を獲得する可能性は低くなったと言えるだろう。

彼はNFL入りする際にも、「もう一年大学(テキサスA&M)に残れば来年は1巡指名なのに」と言われながら、家族を楽にするためだったか、プロ入りを決断したということがありました。今年もし彼がブレークアウト・シーズンを送ったら、FA市場に出なかったことで大金を損することになりますが、意外に安全志向の人なのでしょうか。アーマン・グリーンの時のように、「パッカーズは最高のタイミングで契約延長した」と言われるようになることを期待しましょう。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player