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Mini Camp Notebook: QBノールはいまひとつ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年5月 3日
- ミニキャンプ4日目の土曜日午後、ようやく屋外のClarke Hinkle Fieldで練習ができた。集まったファンにとっては、ルーキーたちを初めて見る機会だ。
- 土曜日午前の練習を終えたところで、主力組の多くはミニキャンプ終了。土曜日の午後と日曜日はルーキーを含む若手中心に。
- 3年目のQBクレイグ・ノールは、このミニキャンプで最も多く投げているQBだが、パスミスが多く、苦戦中。「僕は全般的には良い判断をしていると思うけど、今は正確さが欠けている。いくつもの要素が絡んでいるのかもしれない。フットワークのことや、新しいボールを試していることなどだ」とQBノール。ロスリーOCは、「すごくよく見える時もあれば、そうでない時もある。アサインメントが確かでないレシーバーが多く参加してるから、その点では大変だ」
- 今回は非常に少ない数しか投げなかったQBファーヴだが、ロスリーOCによつと、何週かしたら、ミシシッピの自宅でパス練習を再開するとのこと。「彼のところにボールをいくつか送って、少しずつ肩慣らしをさせる。彼の家には、ルートを走ってくれる相手がいっぱいいるからね。6月のミニキャンプではいい体ができているだろう」
- ボナメイゴSTコーチは、ルーキーのP B.J.サンダーのフットワークをいじることは当面はしない、とのこと。
- サンダーは、ロブ・デイヴィスのロングスナップに大喜び。「彼は素晴らしいよ。入団の時に、"すごいロングスナッパーがいるぞ"という話は聞かされてはいた。しかし実際にプレーしてみると・・・ロブは本当にすごいよ。彼と一緒にやるのが楽しみだ」
- 3巡指名のDTドネル・ワシントンは、自分への批判的な記事をモーティベーションの元にすると誓っている。「やれハードワーカーじゃないだの、怠け者だの、さんざん聞かされてきた。そんな話にはもううんざりだ。そういうこと全てが僕にとってはモーティベーションの元さ。僕がここに来るにあたって、きっと体が出来ていないだろう、と予想してる人が多かっただろう。でもちゃんと体は作ってきた。準備はできてる」とDTワシントン。確かに、体重問題があるようには見えないと記者たちも証言する。「昨シーズンのあと、僕は栄養士と一緒に減量をしてきた。批判的な連中の言うことが間違ってると証明するためにハードに頑張ってきたんだ。僕は今では全くの別人になった。多くの人が間違ってることを証明してやるつもりだ」
- JS OnlineのCliff Christlによると、2日目もCBキャロルよりも少しCBトーマスが良く見えた、ただし加速はキャロルには及ばない、とのこと。
- ドラフト外入団のOTジェイソン・ヒリアード(ルイヴィル)のパスブロッキング・ドリルでの評判がいい。DEたちをシャットダウンした動きを見たベクトルOLコーチは御満悦で、カレッジ・スカウト副部長のショーン・ヘロックに向かって、「いいのを見つけてきたな!」と怒鳴った。
- ドラフト外ルーキー、WRクリス・シュリーヴ(ヴァージニア工科)と契約。これでドラフト外は総勢12人に。
- TEトーマス・ヒル(カンサス州立)はパッカーズとの契約が決まっていたが、フィジカルテストに合格せず、入団は取り消しに。
- 契約した12人の他に、パッカーズは7人のドラフト外選手を呼んでトライアウトをしている。
- トライアウト組の中にはTEマイク・ウォーカー(ミネソタ大モリス)も含まれている。彼は昨年春に起こした暴行事件でこの3月に有罪判決を受け、90日間服役することになっていたが、検察との司法取引で執行は遅らせてもらった。検察官は、「寛大すぎると思われるかもしれない。しかしこれは彼にとって大きなチャンスなんだ。彼はドラフトされる可能性が高い位置にいた。もし彼がNFLに残れたら、チームと関係ない時に服役すればいいし、NFLがダメだったら、その時はすぐに服役すればいい」
- QBカウチのトレード交渉は、ベアーズ参入の噂もあって、このところは少しペースが落ちていた。しかしブラント交渉担当によると、今週も交渉を続けるとのこと。
- 今年のパッカーズの"Rookie Pool"つまりルーキー分のサラリーキャップは、$2,733,855ドルになるとのこと。この額は指名順位や数によってチームごとにNFLから決められる。今年のパッカーズの金額はNFL28位。