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Welcome to the NFL
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年5月 2日
- いよいよ金曜日からルーキーたちが合流した。(写真) 主力組のほとんどの選手は、午後はお休みとなった。
- 最も注目を集めたのはやはり1巡と3巡指名のCBふたり。CBアマド・キャロルは、時おり素質の片鱗を見せるものの、プロのWR相手にやや苦戦。やはり素晴らしいスピードは明らかで、誰を相手にしても走り負けることはなかった。WRファーガソンに鋭いダブル・ムーブでぶち抜かれ、プロの洗礼を受ける場面もあった。
- 3巡指名のCBジョーイ・トーマスの方が、CBキャロルよりも初日の出来はよかったようだ。タフなプレーで、7on7でも1on1でもいいところを見せた。「知らない人が見たら、こっちが1巡指名だと思うだろう」という声多し。
- 3巡指名のパンター、B.J.サンダーは、飛距離自慢のPトラヴィス・ドーシュとは対照的なキックを見せた。ドーシュは当たればデカいが、12本のうち2本のシャンクがあった。いっぽうサンダーはすべて40yds台で揃える。午後の練習では敵陣45ヤードからのパント。ドーシュが微妙なタッチを出せずに苦しむのを尻目に、サンダーはコンスタントなハングタイムで毎回10ヤード付近に落とした。逆回転をかけて5ヤードに落とす芸当も見せた。
- ディフェンスラインマンは、やはりフルコンタクト練習にならなければ真価はわからない。というわけで、3巡指名のDTドネル・ワシントンと6巡指名のDTコーリー・ウィリアムズの注目度は高くない。練習初日、ウィリアムズは主にパワー・エンドとしてプレーした。
- 上記のルーキーDL2人がグループ・インタビューに応じたとき、どちらがどちらか、見分けがつかない記者が何人もいた。
- カナダ人OTスティーヴ・モーリーは、CFLとのレベルの違いか、この3日間は悪戦苦闘が続いている。「彼は非常にアスレチックだ。ただ、私(のコーチング)に慣れていないのだ。たぶん、ちょっと威圧的で、ギャング担当のお巡りみたいなんだろう。古株たちは向こうでクスクス笑ってるに違いない。モーリーはカナダから来たから、用語をよく理解していないしな」
- メリーランド大のQBスコット・マクブライエンは、鼠蹊部のケガのために半日合流が遅れたが、MRI検査の結果、午後から参加が許された。肩もさほどではなく、パスを見た記者たちの評判はあまり芳しくない。